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「はやぶさ」が持ち帰った「イトカワ」の微粒子、国立科学博物館などで一般公開
「はやぶさ」が持ち帰った小惑星「イトカワ」の微粒子が国立科学博物館と相模原市立博物館で展示。相模原市博物館では顕微鏡による観察も。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月26日、2011年に地球に帰還した探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星「イトカワ」の微粒子を、国立科学博物館(東京・上野)と相模原市立博物館(神奈川県相模原市)で7月17日から一般公開すると発表した。
国立科学博物館では同日から常設展示。相模原市立博物館では、同日から28日まで開かれる「はやぶさ2応援企画展『片道から往復へ〜新たな宇宙時代の到来〜』」で展示し、光学顕微鏡による観察も可能だ。
光学顕微鏡での観察は、往復はがきによる事前申し込みか、当日配布する整理券が必要。申し込み方法など詳細はWebサイトで。
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