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SamsungとAppleの国内訴訟、知財高裁がApple敗訴の判決
Samsungの「GALAXY」シリーズに同期機能に関連する特許を侵害されたとしてAppleが訴えた訴訟は二審・知財高裁もApple敗訴の判決。
韓国Samsung Electronicsが日本で販売する「GALAXY」シリーズが特許を侵害しているとして米AppleがSamsungに損害賠償を求めた訴訟で、二審・知財高裁は6月25日、一審に続きSamsungによる特許侵害を認めず、Apple敗訴となる判決を言い渡した。
Appleは、PCとメディアプレーヤーとの間でコンテンツを簡単に同期できる機能についての技術の特許を侵害されたと主張。昨年8月の東京地裁判決ではAppleの請求を棄却し、Appleが控訴していた。
AppleとSamsungの特許訴訟ではこれまで一審で3件の判決が出ており、Appleは2件で勝訴している。二審で判決が出るのは今回が初めて。
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AppleがSamsungを国内で訴えた訴訟の判決は、Samsungによる特許侵害を認めず、Appleの請求を棄却。
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