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「どの角度からもドコモを抜いた」 ソフトバンク、来期は売上高7兆円目指す(2/2 ページ)
「売上高、営業利益、純利益、どの角度から取ってもドコモを上回ることができた」とソフトバンクの孫社長。来期は売上高7兆円を目指す。
「あらゆる面で世界一」目指す
スマートフォン時代、端末が各社が横並びになる中で「競争の源泉はネットワーク」だと孫社長。基地局の積極的な増設などで、「つながりやすさがナンバーワンになった」と強調する。
「ゲームを制するものがスマホコンテンツを制する」と、このほど買収したフィンランドのスマートフォン向けゲーム会社Supercellのノウハウを活用し、ガンホーのゲームを世界展開していくと説明。SupercellのCEO・イルッカ・パーナネン氏も会見に現れ、「世界中で楽しんでもらえる真のグローバルゲームを作る」などと話した。
Sprintは、ネットワークの改善や端末調達コストの削減、営業の強化などを通じて成長させる計画。Brightstarの買収により、調達する端末数が「AT&TやVerizonの2〜3倍、ドコモの5〜6倍」に達したとし、そのメリットを「これから徐々に、結果をもって示していきたい」と述べた。
「端末、コンテンツ、プラットフォーム、ネットワークでも世界一になりたい。あらゆる面で、言い訳抜きで、世界で一番を目指していきたい」と孫社長は話している。
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