「カケホーダイ」+「VoLTE」で音声通話の復権を ドコモ夏モデル、国内初のVoLTE対応(2/2 ページ)
「音声通話を見直してもらいたい」――ドコモ夏モデルは6機種でVoLTEによる通話サービスに対応。通話定額プラン「カケホーダイ」とあわせ、音声通話の利用を活性化させる狙いだ。
月額400円で雑誌読み放題「dマガジン」も
「スマートライフ」を掲げ、スマートフォン周辺サービスも充実させる。スマートフォン向けサービスポータル「dマーケット」には、電子雑誌の定額読み放題「dマガジン」を追加。月額400円(税別)で、70誌以上が読み放題になる。「Hot-Dog PRESS」など、スマホ電子書籍への参入が初となる雑誌もラインアップした。
任天堂と連携したAndroid向け新アプリ「かんたんテザリング for ニンテンドー3DS」を5月15日から配信。スマートフォンをアクセスポイントにして、3DSを簡単にネット接続するためのアプリだ。
ドコモショップで購入できる周辺機器ブランド「docomo select」を新設。歩数や睡眠時間などを計測し、スマホに転送できるウェアラブル機器「ムーヴバンド2」や、テレビ機能非対応のスマホでフルセグ/ワンセグ/NOTTVを視聴できるチューナー「TV BOX」、防水スピーカー「SRS-X1」など500商品以上の周辺機器を、同ブランドから販売する。
NTTの光回線とセット割、「前向きに検討」
NTT(持ち株会社)は13日、東西地域会社が光回線のサービス卸事業を開始すると発表。ドコモがFVNOとして固定ネットワークを借り、携帯とセットにしたセット割を展開することも可能になる。
これについて加藤社長は「昨日聞いたところ。これから前向きかつ具体的に検討しようと思う。顧客から見ると固定とモバイル回線で差はなく、ブロードバンド環境を全体的に提供できれば喜んでいただけるのでは。これから智恵を出したい」と話した。
関連記事
- “史上最高レベル”のスマホ向け日本語入力「Super ATOK ULTIAS」 富士通とジャストシステムが共同開発
富士通とジャストシステムがAndroid端末向け日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS」を共同開発した。今夏発売の製品から順次搭載する。 - ドコモ社長、端末発表会は「続けたい」 Windows Phone、Tizenの状況は「検討は続けている」
ドコモの加藤社長は新端末発表会について「発表に値する魅力的なサービス、端末に精進しながら、続けていきたい」と、続ける姿勢を示した。 - ドコモ、国内初VoLTE通話サービスを6月下旬にスタート 高音質な通話が可能に
ドコモは国内初となるVoLTEによる通話サービスを6月下旬に始める。 - ドコモ、2年連続で営業減益 iPhone以外のスマホ不振 新料金プランで巻き返しへ
ドコモの前期は営業減益に。iPhone投入効果は大きかったが、それ以外のスマートフォンが不振。フィーチャーフォンからの移行が想定を大きく下回った。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.