ニュース
スティーブ・バルマー氏、NBAチームを20億ドルで買収か
Microsoftの前CEO、スティーブ・バルマー氏がNBAのロサンゼルス・クリッパーズを20億ドルで買収しようとしていると複数の米メディアが報じた。
米Microsoftの前CEOであるスティーブ・バルマー氏が米プロバスケットボール協会(NBA)のチーム、ロサンゼルス・クリッパーズを買収すると、米Forbesと米Los Angeles Timesが報じた。
クリッパーズは実業家のドナルド・スターリング氏とその妻であるシェリー・スターリング氏が共同オーナーだったが、ドナルド・スターリング氏は人種差別的発言が問題となり、NBAから永久追放され、全保有権は現在、シェリー・スターリング氏が保有している。
Los Angeles Timesによると、バルマー氏はロサンゼルス・ドジャーズのオーナーなど複数のグループと競り合い、20億ドルを提示したという。これまでのNBAチーム買収の最高額は4月に投資家グループがミルウォーキー・バックスに支払った5億5000万ドル。
買収完了には、現保有者とNBAの承認が必要だ。
バルマー氏は昨年8月に退任を発表し、今年2月にサティア・ナデラ新CEOに席を譲った。同氏は昨年11月のインタビューで、退任後半年間は何もしないつもりだと語った。米Forbesの2014年の長者番付によると、バルマー氏の推定資産は193億ドルだ。
関連記事
- Forbesの世界長者番付、ビル・ゲイツ氏が首位復活 複数のFacebook関係者が初ランクイン
Forbes恒例の世界長者番付で、Microsoftの前CEO、スティーブ・バルマー氏は36位に入った。 - Microsoftのゲイツ会長の目に涙──バルマーCEO、最後の株主総会
Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは、CEOとして臨んだ最後の株主総会で、デバイス&サービス企業へのシフトは始まったばかりだと語り、同日Nokiaの株主がハードウェア部門のMicrosoftへの売却を承認したことは大きな一歩だとした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.