米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は、6月8日に地球のそばを通過した小惑星の画像を公開した。いびつな形がはっきりととらえられている。
小惑星は「2014 HQ124」と呼ばれ、長さ400メートルほど。最接近時には地球から125万キロ、地球と月の3倍超にまで近づいた。
画像はカリフォルニア州のモハベ砂漠(ゴールドストーン)にある深宇宙ネットワーク用のレーダーと電波望遠鏡を使って取得された。
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