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手描きキャラを3Dっぽく動かせるCGソフト「Live2D」に新版 テンプレ機能でより手軽に
2Dキャラクターを動かすCD制作ソフト「Cubism Editor 2.0」が公開された。一般ユーザーは無償で利用出来る。
Live2Dは、2Dキャラクターを動かすCG技術「Live2D」の新バージョン「Cubism 2.0」を発表し、同技術を搭載したCG制作ソフト「Cubism Editor 2.0」を公開した。一般ユーザーや小規模事業者は無償で利用できる。
Live2Dは、アニメや漫画などのキャラクターが持つ手描きの雰囲気を活かしながら、CGアニメーションを作る技術。表情を変えるといった演出に加え、顔や体の角度を変えるといった立体的な動きもサポートしている。人気ゲーム「ガールフレンド(仮)」など、国内外の100作品以上が同技術を採用している。
新バージョンは、テンプレートを使ったモデリングのサポート機能など、作業効率を高める新機能を搭載。「これまではキャラクター1体あたり5日間程度かかっていたモデリングの基本セットアップ作業が最短で30分程度に短縮できる」という。また、採用の増えている英語圏に向け、英語版も同時公開している。
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