“等身大のおしゃれと萌えが共存”したキュートな女の子 U10さん:教えて! 絵師さん
こだわりは「等身大のおしゃれ感と萌え感の共存」! U10さんの描く女の子、ときめきます。
小学生のころから車やロボットの絵を描くのが好きでした。大学に入ってから3年くらい何も描かなかった時期があって、もったいないことをしたなと今でもたまに悔やんでいます。また絵を描くことに戻ってこられたのは幸運でした。
本業はイラストとは無関係で、余暇を使って描いています。勉強する時間が全然足りていないので、依頼に応えながら学んでいるような感覚で日々模索しています。気力がある時は仕事から戻ってからも描きますが、せいぜい1時間くらいでしょうか。休日は使えるだけ使っています。兼業は時間の使い方が上手くなると思います、下手を打つと寝る時間が削られます。……自分はどうやらこっち側です。
制作は、鉛筆とスケブでラフ画から下書きまで、線画に起こしてから色塗り、フィニッシュまでは「Photoshop CS5」で。液晶タブレットはほぼデフォルト設定で「Cintiq 13HD」を使っています。
大暮維人先生、okama先生、三輪士郎先生や大槍葦人先生、などなど数えきれないほどの作家さんから影響を受けてきました。TwitterなどのSNSでも素敵な作品が日々流れてきますが、刺激という意味ではそこから得るものも多いかもしれません。
ファッションブランド「Vinti Andrews」にお誘いいただき、2013年秋の「Paris Fashionweek」でコラボイラストをPRに使用してもらったのが今までで一番うれしいお仕事でした。やりたいことが丸々かなったこんなミラクルはこの先ないと思いますが、今でもモチベーションを上げる時に当時を思い返します。
教えて! 自慢の1枚
こだわりは、等身大のおしゃれ感と萌え感を共存させること。片方に偏りすぎず、寄りすぎず……うまくいっているかの判断はみなさんにおまかせします(笑)。
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