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動画に注力のFacebook、動画圧縮技術のQuickFireを買収
1日当たり平均10億回以上動画が再生されると発表したFacebookが、品質を落とさずに動画の容量を“劇的に”削減する技術を手掛ける新興企業QuickFire Networkを買収した。
動画投稿サービスに注力する米Facebookが、動画圧縮技術を手掛ける新興企業QuickFire Networksを買収した。QuickFire Networksが1月8日(現地時間)、自社サイトで明らかにした。買収総額などの取引の詳細については公表されていない。
QuickFire Networksは、2012年創業のカリフォルニア州サンディエゴに拠点を置く非公開企業。オンライン上の動画データの容量を、独自技術で品質を落とさずに“劇的に”削減する技術「QuickFire.TV」を提供している。同社によると、この技術により、コンテンツの転送/ストレージコストを10〜30%削減できるという。
QuickFireは発表文で「Facebookで動画を視聴する人々に高品質な動画体験を提供する手助けができることに興奮している」としている。
Facebookは7日、2014年通年のユーザー1人当たりの動画投稿数は前年比で75%増加し、1日当たりの動画視聴数は平均10億回以上だったと発表し、ビジネスユーザーに動画投稿を効果的に活用するよう呼び掛けた。
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