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ドコモとソフトバンクモバイル、スマホからIoT・ウェアラブル機器操作「GotAPI」普及へ業界団体
ドコモとソフトバンクモバイルが「デバイスWebAPIコンソーシアム」設立。スマホからIoT・ウェアラブル機器を一元的に操作できる「GotAPI」の普及を目指す。
NTTドコモとソフトバンクモバイルは4月30日、スマートフォンからIoT(Internet of Things)機器やウェアラブル機器を操作するAPIの普及を目指す業界団体「デバイスWebAPIコンソーシアム」を設立した。対応機器・アプリの実用化に向けた開発支援、仕様提案などを進め、IoT・ウェアラブル機器の市場拡大につなげる。
コンソーシアムでは、スマートフォンアプリやWebアプリから複数のIoT・ウェアラブル機器を一元操作できる「GotAPI」(Generic Open Terminal API)の普及を進める。同APIは、ドコモが開発した「デバイスコネクトWebAPI」をベースに、ドコモと米AT&Tなどが中心になってOpen Mobile Allianceで今月標準化された。
コンソーシアムには当初、日本マイクロソフトや富士通、シャープ、セイコーエプソン、ACCESSなど携帯電話事業者やメーカーなど27社が参加。さまざまな機器やアプリでの採用を進めていく。
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