Windows 10版マインクラフト(β)、7月29日に公開へ
Microsoftは、Windows 10リリース日の7月29日に、人気ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」のWindows 10向けβ版をWindows Storeで公開する。PC版ユーザーは無料で、それ以外は10ドル(期間限定価格)でダウンロードできる。
米Microsoft傘下のMojangは7月4日(現地時間)、次期OS「Windows 10」向けの「Minecraft(マインクラフト)」(β)を、Windows 10のリリース日である7月29日にWindows Storeで公開すると発表した。
現在PC版マインクラフトを持っている2000万人のユーザーは無料でダウンロードできる。それ以外のユーザーは、期間限定価格である10ドル(約1200円)でダウンロート購入できる(いつまで10ドルかはまだ決定していない)。1度ダウンロードすれば、正式版へのアップグレードを含むアップデートは無料だ。
マインクラフトは、2009年に公開された“サンドボックス”ゲーム。仮想空間上にユーザーがブロックを使ってさまざまな建造物を作ったり、冒険できる。現在は Windows、Mac、Windows Phone、iOS、Android、Xbox 360、Xbox One、PS3、PS4、PS Vita版がある。
Windows 10版では、7人までのユーザーとローカルネットワークあるいはXbox Live経由で一緒に行動できる。リリース後すぐに予定されているアップデートで、モバイル版のポケットエディションユーザーともプレイできるようになる見込みだ。
Xbox Oneのコントローラーでもプレイできる。Microsoftは今月、Xbox Oneの新型コントローラー単体を59.99ドルで発売する計画。今秋にはコントローラーをWindows 10端末と無線接続するためのアダプターも24.99ドルで発売する予定だ(コントローラーとアダプターのバンドル版は79.95ドル)。
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