Windows 10のプレビューアップデート「Build 10240」リリース
Windows 10正式版リリースを2週間後に控え、MicrosoftがWindows Insider向けに最新版「Build 10240」をリリースした。Slowコースのユーザーもアップデートできる。これがRTMといううわさもあるが、「少なくともあと1回楽しいサプライズがある」とのことだ。
米Microsoftは7月15日(現地時間)、29日にリリース予定の次期OS「Windows 10」のWindows Insider向けの最新版「Build 10240」をリリースした。FastだけでなくSlowのユーザーも、Windows Update経由でアップデートできる。
今回はアップデート名称がこれまでの「Build XXXXXX」と異なり「TH1 Professional 10240」となっている。
なお、今回からアップデートはWindows Update経由のみで行い、ISOでの提供はしない。ISOダウンロードのページにはアクセスできなくなっている。アップデートするにはMicrosoftアカウントでのログインも必要だ。
また、これまで画面右下に表示されていたPreview版であるというメッセージが表示されなくなった。
米The Vergeは同日、Microsoftの計画に詳しい筋の情報として、Microsoftがビルド10240をRTM版としたと報じたが、Microsoftは公式ブログで「少なくともあと1回、Windows Insiders向けの楽しいサプライズがあるよ」と、さらなるアップデートの可能性をほのめかした。
今回のアップデートでは、Webブラウザの「Edge」が速くなり、Officeの名称が例えば「Word Mobile Preview」などとなっていたのが「Word Mobile」などになった。
約1週間後には、Officeを利用するにはOffice 365のサブスクリプションが必要になるという。OneNoteについては、Office 365がなくてもOneNote Universal Appを利用できる。
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