早くも“iPhone 7”のうわさが登場――ガラス製ボディーにデュアルレンズ搭載?
iPhone 6s/6s Plusの発売日が迫る中、早くも次期iPhoneに関するうわさが登場している。各国メディアの情報をまとめてみよう。
米AppleのiPhone 6s/6s Plusの発売日が迫る中、早くも次期iPhone(“iPhone 7”?)に関するうわさがいくつも登場している。各国メディアの情報をまとめてみよう。
ガラス製の極薄ボディーを採用?
iPhone 7のボディーは、従来のアルミニウム合金製ではなくなる可能性がある。少なくとも非金属になるだろう――と、中国メディアのFENG.COMが「中国のサプライチェーン関係者の話」として伝えている。
米テクノロジーメディアのWCCFtechによれば、Appleはガラスと金属を組み合わせる技術の特許を取っており、iPhone 7はガラス製のボディになるかもしれないという。Apple WatchとiPhone 6sは「7000シリーズ」と呼ばれる最新のアルミニウム合金を採用したばかりだが、それがまた変更されそうだとしている。
また、次期iPhoneはiPod touchのような極薄ボディ(厚さ6〜6.5ミリ程度)になるといううわさもある。
デュアルレンズで「後からピント合わせ」が可能に?
次期iPhoneは2基のレンズ(デュアルレンズ)を採用し、「撮影後のピント合わせ」が可能になるかもしれない。台湾メディアのBusiness Weekly(商業週刊)が6月に現地サプライヤー企業の話として報じて以来、各国メディアでさまざまな予測がなされている。
デュアルレンズは、2つのリアカメラによって被写体を3次元的にとらえ、ピントの位置を割り出す技術。写真データを3Dで残すことで「後からピントを調整する」ことが可能になる。
中国Huaweiや台湾HTCなどがすでに自社スマートフォンに採用しているが、Appleは歩留まりの問題から採用を見送っていたという。サプライヤーの歩留まりが改善されれば2016年発売のiPhoneに搭載されるかもしれない――と、米ブログメディアのPhone Arenaは予測している。
一方で、次期iPhoneは「1600万画素CMOSセンサーを搭載する」「iPhone 6sよりも1層多い6層レンズになる」といったうわさもあり、これらすべてを同時に実現すると大変なコストになりそうだ。
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