大日本印刷(DNP)は10月16日、スマートフォン向け位置情報ゲーム「Ingress」とコラボレーションし、11月初旬からグループの丸善、ジュンク堂書店、文教堂の計281店がポータルとして登場すると発表した。
DNPはリアルと電子が連携するハイブリッド型書店「honto」を展開しており、リアル書店をポータルとしてゲーム内に登場させることで来店を促すO2O(Online to Offline)マーケティングの一環。
「honto×Ingress」オリジナルしおりを11月1日から146店舗で配布するほか、Ingress日本初の公式小説「イングレス ザ・ナイアンティック・プロジェクト」の発刊を記念したhonto会員限定イベントを開く。
Ingressは位置情報を利用した“リアル陣取りゲーム”で、世界200カ国で累計ダウンロード数は1200万回以上を記録している。プレイヤーは青と緑の陣営に分かれ、現実世界の名所や旧跡、建物などに設定された「ポータル」をハック(チェックイン)し、自陣のエリアを拡大していく。
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