ユニティちゃん、ゲームエンジンから飛び出しボカロとして一般販売が決定
Unity用VOCALOID SDKが提供開始。そしてVOCALOID Editorで使える一般向けバージョンも1月に発売。
ヤマハとユニティが共同で取り組んできたユニティちゃんVOCALOIDがゲームエンジンUnityから飛び出し、一般ユーザーも使えるようになる。Windows、Mac、iOS向けに発売が決まった。
ヤマハはゲームエンジンUnity上で動作するVOCALOIDコンテンツの開発キット「VOCALOID SDK for Unity」の提供を12月21日、開始した(Unity with VOCALOID特設サイトからダウンロード可能)。この開発キットを使うと、VOCALOIDを使用したゲームなどコンテンツを作成し、Unityを通してWindows、Mac、iOSなどで動作するアプリを提供できる。Android向けVOCALOIDエンジンも将来的に提供される予定だ。
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式キャラクターである「ユニティちゃん」のオリジナルVOCALOID「Unityランタイム版VOCALOID Library unity-chan!」も提供。いずれも「ユニティちゃんライセンス条項」に準拠することで無償利用できる。
Unity向けVOCAOIDはPCやiOSデバイスで作成したVSQ、VSQXファイルを読み込み再生が可能。リズムゲームなどに向いた低レイテンシーのリアルタイム発声モードも備える。
ユニティちゃんの一般向けVOCALOIDライブラリは、WindowsとMac向けが1月中旬からVOCALOID SHOPでダウンロード販売予定。12月29日から開催されるコミックマーケット89の西4階企業ブースNo.131「unity-chan!」でスペシャルパッケージ版が先行発売される。
iOS版はMobile VOCALOID Editorのアプリ内課金で1月下旬から。
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