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Googleの囲碁AI「AlphaGo」、世界トップ棋士を破る 全186手の接戦
Googleの囲碁専用人工知能「AlphaGo」が世界トップ棋士・李世ドル氏との対局で勝利した。
米Googleが開発する囲碁専用ディープラーニングシステム「AlphaGo」(アルファ碁)が3月9日、韓国のプロ棋士・李世ドル(Lee Sedol)氏との対局で勝利した。全186手の接戦で、AlphaGoは持ち時間一杯まで使い、李氏は約30分を残していた。
AlphaGoは、Googleが2014年に買収した人工知能(AI)企業・DeepMindが開発。昨年10月には、中国のプロ棋士を相手に5戦5勝で圧勝している。対する李氏は、国際棋戦で10勝以上し、“過去10年で最強”の呼び声も高いトッププロだ。
試合前、李氏は現地メディアに対して「依然として勝つ自信はある」とコメント。李氏が優勢との見方が強まっていたが、AlphaGoが下馬評を覆す結果となった。
李氏との対局は全5局で、今回は第1局に当たる。10日以降の対局もYouTubeやニコニコ生放送などでのライブストリーミングを予定している。
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