Microsoft、「Surface 3」の製造を年内終了 後継モデルは?
Microsoftが2015年4月に発表したエントリーレベルのオリジナルタブレット「Surface 3」の年内製造終了を認めた。後継モデルが出るのか、出るとしたらいつなのかには言及していない。
米Microsoftはオリジナルタブレット「Surface 3」の製造を年内に終了する。米ZDNetのメアリー・ジョー・フォーリー氏が6月24日(現地時間)、Microsoftの広報担当者からのコメントを添えてそう報じた。
コメントは「1年以上前にSurface 3を発売してから、顧客からは強い需要と満足を獲得してきた。現在Surface 3の在庫は限られており、2016年12月までに製造を終了する予定だ」というもの。
Surface 3は2015年4月にSurfaceシリーズのエントリーモデルとして発表された米IntelのAtom搭載タブレット。現在はWindows 10搭載で販売されている。本稿執筆現在、日本のMicrosoft Storeでの販売価格は7万7544円(税込)からだが、最安値のWi-Fiモデルは既に在庫切れだ。
Microsoftは現在、SurfaceシリーズとしてSurface 3の他に「Surface Pro 3」「Surface Pro 4」「Surface Book」を販売している。
フォーリー氏は、Surface 3の後継モデルが予定されているかどうかは不明としつつ、年内あるいは来春に発表される可能性を示唆した。
同氏によると、Microsoftは「Anniversary Update」の次のアップデート(Redstone 2と呼ばれる)と同時にSurfaceシリーズを刷新する計画という。Redstone 2のリリースは当初、2016年末に予定されていたが、Surfaceシリーズ刷新に合わせて2017年春に延期されたという。
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