ニュース
「Surface Book」発表 キーボード着脱式の「最も高速な13インチラップトップ」
Microsoftが13.5インチのオリジナルWindows端末「Surface Book」を発表。キーボードを取り外せば大型タブレットとしても利用できる。
米Microsoftは10月6日、13.5インチのオリジナルWindows 10端末「Surface Book」を発表した。Skylake世代のCoreプロセッサや高性能GPUなどを備え、「これまでで最も高速な13インチラップトップ」(同社)をうたう。北米などでは10月26日に発売する。価格は1499ドルから。
13.5インチの10点マルチタッチディスプレイ(267ppi、600万ピクセル)を搭載。着脱式キーボードを備え、ノートPCとタブレットの2つの形状で利用できる。NVIDIA GeForce GPUとHigh-speed GDDR5メモリ(最大16Gバイト)、最大1テラバイトストレージをそれぞれ搭載。「MacBook Proより2倍高速」と同社はアピールする。
本体の厚みは約7.7ミリ。キーボードドックとの接続部は独自ヒンジ「マッスルワイヤ」を採用し、最大360度まで折り曲げてタブレット風に利用することもできる。CPUは本体、GPUはキーボード部分に内蔵。フル充電の状態から約12時間稼働するという。
関連記事
- Microsoftの「Windows 10端末」発表イベントまとめ 初のオリジナルノート「Surface Book」も
Microsoftの「Windows 10 devices event」で発表されたことをまとめた。事前にうわさにもならなかった同社初のノートPC「Surface Book」の他、新Lumia端末3モデル、新タブレット「Surface Pro」など、Windows 10搭載端末のラインアップが披露された。 - Microsoft、「Surface mini」は発表せず(開発は継続中)
Microsoftが“small gathering”と称して開催したプレスイベントでは、大型でノートPC代わりになる「Surface Pro 3」だけが発表された。Bloombergによると、小型版も開発中だがナデラCEOが今回の発表を見送ったという。 - Apple、大型モデル「iPad Pro」発表 12.9インチディスプレイ搭載
大型ディスプレイを搭載する「iPad Pro」をAppleが発表した。 - Windows 10搭載大画面端末「Surface Hub」の出荷は2016年1月に延期
Microsoftは、「Windows 10」搭載の大画面端末「Surface Hub」の出荷を、当初の9月1日から2016年1月1日に延期した。予想以上の予約があり、製造プロセスを拡張するためとしている。 - Microsoft、Chromebook対抗を表明──HPが年末に99ドルの“Stream PC”を発売へ
Microsoftのパートナー企業向け年次カンファレンス「WPC 2014」の基調講演で、同社COOが「われわれにはChromebookに対抗するバリュープロポジションがある」と語り、HPやAcer、東芝がホリデーシーズンに発売する予定の廉価版ノートPCを紹介した。 - これからのWindowsは「製品ではなく体験」 日本マイクロソフト、平野新社長が就任
日本マイクロソフトの新社長に平野拓也氏が就任。「徹底した“変革”の推進」を掲げ、リリースが近いWindows 10の普及などに取り組む。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.