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高島屋、421人分の顧客情報流出 データ消さずにPC売却
高島屋が、2005年ごろに421人分の顧客情報が流出したと発表。元社員が顧客情報が入ったままのPCをリサイクル店に売却していたという。
高島屋は7月28日、2005年ごろに同社日本橋店で、421人分の顧客情報が流出していたことが判明したと発表した。現時点で不正利用などの被害報告はないという。
流出したのは1999〜2004年に同店の外商部が扱っていた421人分の顧客情報。氏名や住所、電話番号、クレジットカード番号などが含まれる。2005年ごろ、元社員が顧客情報を保存した個人所有のPCを、データ消去が不十分のまま、リサイクル店に売却したことが原因という。
すでに経済産業省、警察署には報告を終え、対象となる顧客には個別に流出経緯を説明する予定。今後は管理体制の強化に努め、再発防止に努めるとしている。
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