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iPhoneの「Apple TV Remote」リモコンアプリ公開 テキスト検索も可能
AppleがWWDC 2016で披露したiPhoneをApple TVのリモコン代わりにするアプリがようやく公開された。同じネットワーク内のApple TVを操作できる。Siriやソフトウェアキーボードによるテキスト入力での検索が可能。
米Appleは8月1日(現地時間)、iPhoneを「Apple TV」のリモコンとして使えるようにするアプリ「Apple TV Remote」をApp Storeで公開した。
同社は6月のWWDCでこのアプリのデモを披露している。第4世代Apple TVのリモコンと近い操作性で、しかも検索ではソフトウェアキーボードでのテキスト入力が可能だ。
アプリをインストールしたiPhoneを(同じApple IDでログインしている)Apple TVと同じWi-Fiネットワークに接続し、アプリを起動して「Apple TVを追加」をタップすると、Apple TVの画面に4桁の数字が表示され、iPhone側にはそのコードを入力する枠が表示される。
基本画面の上部の黒い部分は第4世代Apple TVリモコンのタッチパッドに相当し、指でなぞることでメニュー上を移動できる。右下のマイクアイコンをタップするとSiriが起動する。
検索を選ぶと、トラックパッドの上にキーボードアイコンが表示され、これをタップすると下右図のようなソフトウェアキーボードが表示される。
iPhoneアプリだが、筆者はiPadにインストールした。テキストによる検索はかなり快適だ。
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