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月面探査チーム「HAKUTO」、2017年に打ち上げ予定機体の新デザインを発表
月面探査チーム「HAKUTO」は、月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」で走行する新機体「ローバー フライトモデル」のデザインを発表した。
月面探査チーム「HAKUTO」は、2017年に行われるロボット月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」(グーグル・ルナ・エックスプライズ)で月面を走行する新機体「ローバー フライトモデル」のデザインを発表した。
「Google Lunar XPRIZE」は、Xプライズ財団が運営し、Googleがスポンサーとなって開催される民間による月面無人探査コンテスト。機体を月面に着陸させ、500メートル以上走行し、機体に搭載されたカメラで撮影した月面の動画や静止画を地球に送信するまでの速さを競う。
今回のローバー フライトモデルでは、従来のモデルより小型化、軽量化を図り、特注品でなく民生品を使用することでコストを抑えるように設計。また、100パターンを超えるアンテナ位置の検証を行い2.4GHzと900MHzの2帯域を活用することで、通信が途切れない工夫が施されているという。
ローバー フライトモデルは、同デザインを元に2017年1月までに実機を製造。2017年中に月面へ向けて打ち上げられる予定だ。
(太田智美)
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