マーク・ザッカーバーグ氏の“自宅のAI執事”の声役にアイアンマンのロバート・ダウニー・Jr.が名乗り出る
Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOが、今年の個人目標である自宅のAI Jarvisの声を誰に頼もうかとFacebookに投稿したところ、映画「アイアンマン」などでアイアンマン役を務める俳優のロバート・ダウニー・Jr.が条件付きで名乗り出た。
「うちのAI Jarvisに声を与える時がきた。誰に頼めばいいと思う?」──。米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOが10月13日(現地時間)、自身のFacebookでこう問いかけたところ、映画「アイアンマン」シリーズでアイアンマンことトニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・Jr.が「すぐにでも受けるよ」とコメントした。
“うちのAI Jarvis”というのは、ザッカーバーグ氏が1月に発表した今年の個人目標である「アイアンマンに出てくるJ.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)のようなAI(人工知能)執事を自宅に構築すること」のAI執事のことだ。
同氏は、音声による家電の制御ができるようになったと8月に報告している。
ダウニーは「もしベタニー(アイアンマンシリーズでJ.A.V.I.Sの声を担当するポール・ベタニーのこと)がギャラをゲットしてそれをカンバーバッチ(11月に米国で封切り予定の「ドクター・ストレンジ」で主役を務めるベネディクト・カンバーバッチのこと)の選択に寄付するなら」という条件を付けているので、この思いつきが実現することはなさそうだが、アイアンマン本人の登場でコメント欄は大いに盛り上がった。
ダウニー以外の他薦では、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ベタニー、アーノルド・シュワルツェネッガー、モーガン・フリーマン、ニール・ドグラース・タイソン氏(天体物理学者だが、ドキュメント番組のホストなども務める)などの名前が挙がっている。
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