新型13インチMacBook Pro (Retina, Late 2016) のCPU、GPU、ディスク性能をベンチマーク
MACお宝鑑定団がいち早く新型MacBook Proのベンチマークを実施した。
Geekbench 4を使って「MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2016)」のベンチマークを計測してみた。
比較データとしては、MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)、MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016)など、店頭販売仕様で計測したGeekbench 4計測データを使用している。
MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2016)/Core i5 2.0GHzを、MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016)/Core m3 1.1GHzと比べた場合約1.35倍、MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)/Core i5 2.7GHzと比べた場合同等性能という結果だった。
Core i7との性能差は開くが、低クロックながら高性能だと分かる。
Geekbench 4データ:
GeekbenchではGPU回りの計測ができないので、次にXbenchを使って、グラフィックスまわりのみのベンチマークを計測してみた。
計測に使ったMacは「MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2016)/Core i5 2.0GHz」。GPUは、CPU性能にもある程度依存する。
Blackmagic Designのディスクベンチマーク「Blackmagic Disk Speed Test」を使用して内蔵フラッシュディスクのベンチーマークを計測してみた。
搭載されていたフラッシュストレージは、NVM Express接続(リンク幅x4 リンク速度8.0 GT/s)の「APPLE SSD AP0256J」(256GB)で、MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016)のNVM Express接続(リンク幅x2 リンク速度8.0 GT/s)の「APPLE SSD AP0256J」(256GB)よりも速く、Write 1323.3MB/s(約1.95倍)、Read 2286.0MB/s(約2.7倍)という性能が出ていた。
関連記事
- Apple Storeの「MacBook Pro (Retina, Late 2016)」展示をマニアな視点で観察
底面からのぞき込んだMACお宝鑑定団ならではのマニアな観察っぷりも。 - ジョブズのタッチスクリーンPC批判にMSとApple、6年後の回答
2010年10月、「Back To The Mac」を銘打った製品発表イベントで、スティーブ・ジョブズは「タッチスクリーンは垂直の画面には適さない」と言った。6年後、MicrosoftとAppleは製品の形でその回答を用意した。 - Apple、新型「MacBook Pro」発表 タッチバー搭載、指紋認証をサポート
指紋認証「Touch ID」に対応する「MacBook Pro」を米Appleが発表した。 - 「11インチMacBook Air」が公式オンラインショップから消滅
Appleが新しい「MacBook Pro」を発表した後、オンラインショップから「11インチMacBook Air」が姿を消した。 - ジョブズ氏が語る、タッチスクリーンMacBookを出さない理由
タッチスクリーンはタブレットのような水平の画面には向いているが、垂直の画面には適さず、腕が疲れてしまうとAppleのスティーブ・ジョブズCEOは語る。 - 次期MacBook Pro、10月末に出荷開始?
MACお宝鑑定団のスクープ。MacBook Airも改定される。
関連リンク
Copyright (C) 1998 Mac Treasure Tracing Club. All rights reserved.