Googleの「サンタを追いかけよう」、今年は「Pokemon GO」的ゲームも
Android版「サンタを追いかけよう」アプリでは、サンタさんがソリから落としたプレゼントを地図を見ながら歩いて探し、拾い集める位置情報を利用した「PRESENT QUEST」ゲームなどで遊べる。
今年も米Googleと米Microsoftの、2つのサンタクロース追跡サイトが12月1日(現地時間)にアップデートした。
サンタ追跡サイトは、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が2007年から公開している。2012年にそれまで採用していたGoogle MapsからMicrosoftのBing Mapsに乗り換えて以来、Googleは独自のトラッカーを公開している。
2つのWebサイトはそれぞれ、24日のクリスマスイブにサンタクロースが北極から出発するまで、毎日1つずつ新しいコンテンツを公開してカウントダウンを楽しませてくれる。
Googleは今年、Android版「Google サンタを追いかけよう」アプリでだけ遊べるゲームも追加した。端末のセンサーを利用した「ペンギンスイミング」や追いかけてくる巨大な雪玉から逃げる「雪玉ダッシュ」などの他、GoogleからスピンアウトしたNianticが開発した「Pokemon GO」のように、実際に歩き回らないとプレイできないゲーム「PRESENT QUEST」もある。
このゲームは、サンタさんがトナカイのソリから落としてしまったプレゼントを拾い集めてサンタさんの作業場に届けるというもの。プレイするには端末の位置情報へのアクセスを許可する必要がある。
Webサイト版には、昨年同様に、楽しみながらプログラミングを学べるコーナーもある。
Microsoftのサイトも、塗り絵など新しいコンテンツが追加されている。また、同社の音声アシスタント「Cortana」に「サンタはどこ?」などと尋ねると、サンタさんがリアルタイムでどこにいるかを教えてくれる(本稿執筆現在は「サンタはいまごろ、クリスマスにこどもたちに配るつえの形のキャンディーを味見していることでしょう」など、幾つかのパターンで答える)。24日には世界を飛び回るサンタさんの様子を刻々と伝えてくれるはずだ。
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