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Google、AMPコンテンツでオリジナルURLのシェアを容易に

Googleのメディアコンテンツ表示高速化プロジェクト「AMP」対応コンテンツのURLはこれまで、オリジナルではなく「www.google.com/amp/〜」と表示されていたが、アンカーアイコンを追加することでオリジナルURLでのシェアがしやすくなった。

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 米Googleは2月6日(現地時間)、「Accelerated Mobile Pages(AMP)」のコンテンツのURLを、「www.google.com/amp/〜」ではなく、オリジナルで表示・共有しやすくしたと発表した。本稿筆者のAndroid端末では既に対応している。

 AMPは、Googleが2015年10月にTwitterなどと協力して策定したモバイルWeb高速化のためのプロジェクトおよびイニシアチブの名称。オープンソースで公開されている「AMP HTML」というフレームワークを使ってモバイル向けWebページを構築すると、そのページはGoogleやTwitterなどのサーバにキャッシュされるので、高速に表示される。

 高速に表示されるのでコンテンツパブリッシャーにっとても採用することでメリットがあるが、AMPで表示したページのURLは、キャッシュを表示するというAMPの仕組みによりwww.google.com/ampで始まるものになっていた。

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 シェアされたURLはパブリッシャーのWebサイトにリダイレクトされるので実質的な問題はないようなものだが、URLのブランドを重視するパブリッシャーやユーザーから、オリジナルURLの表示・コピー・シェアを可能にするようリクエストが多かったといいう。

 AMPコンテンツの新しい表示では、URL枠には従来通りwww.google.com/amp/〜というURLが表示されるが、その下のパブリッシャーのトップページのURLの右隣に鎖のようなアイコン(アンカーアイコン)が表示されるようになった。このアンカーアイコンをタップするとオリジナルのURLが表示され、長押しでコピーすればそれをTwitterやFacebookなどでのシェアに使える。

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