4月3日未明ごろから、Windowsを搭載した一部のPCで、時計が1時間進む問題が起きた。米Microsoftはこの問題が「グローバルで発生した」と認め、同日中に修正したことを明らかにした。影響を受けたPCの時計は、日本時間4日未明までに自動で直ったという。問題の原因は明かしていない。
3日未明ごろから「Windows PCの時計が1時間ずれている」という報告がネット上に多数上がった。アイティメディアのオフィスでも3日午前10時ごろ、Windows 7とWindows 10搭載機それぞれ1台ずつで、時計が1時間進んでいることを確認した。
日本マイクロソフトはこの問題について、数件の問い合わせを電話で受けたという。米Microsoftの開発チームは「一部のWindows PCで時計が1時間ずれる問題がグローバルで起きた」と認め、米国時間3日のうちに修正したと明らかにした。影響を受けたPCの時計は、日本時間4日未明までに自動で直っているという。
問題の原因や対象OS、発生条件などは明らかにしていない。ユーザーの間では「サマータイム(夏の期間中、時計を1時間進める制度。欧州などの一部の国で採用されている)の設定が誤って対象外の国にも適用されたのでは」との見方もある。
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