ニュース
パナソニック、タブレット端末のバッテリー発火で無償交換へ
パナソニックのWindowsタブレット「FZ-G1」シリーズのバッテリーが相次いで発火。原因は製造過程で異物が混入したためという。
パナソニックのWindowsタブレット「FZ-G1」シリーズのバッテリーが相次いで発火した事故をめぐり、同社は5月16日、国内外に出荷した約28万個のバッテリーを無償交換すると発表した。「ご愛用のお客さまには大変ご迷惑をおかけした」と謝罪している。
発火・損傷事故は、2015年3月〜17年4月に日本で1件、北米で12件、欧州で2件、豪州で1件発生。バッテリーの製造過程で異物が混入し、温度変化が激しい環境で長時間使うと劣化が進みやすくなることが原因と判明したという。
回収対象は、13年1月〜17年3月に製造した27万9346個のバッテリー。バッテリーパックの品番は「FZ-VZSU84K」「FZ-VZSU84R」「FZ-VZSU84U」「FZ-VZSU89R」「FZ-VZSU96R」「FZ-VZSU97R」。回収・交換の申し込みは、電話窓口(0120-870-163)で受け付ける。
関連記事
- Samsungのバッテリー工場で火災 原因は廃棄バッテリー?
Samsung Electronicsのリコール端末「Galaxy Note7」のバッテリーを製造したSamsung SDIの天津工場で火災が発生した。原因は廃棄された欠陥バッテリーという。 - Samsung、回収した「Galaxy Note7」を整備済み製品として発売へ
爆発問題で回収した約430万台とみられる「Galaxy Note7」の一部を整備し直し、一部市場で再販あるいはレンタル端末として提供する。残りの端末の部品やレアメタルなども再利用する。 - UPQの「4Kディスプレイ」表記スペックに誤り 購入済みユーザーには「Amazonギフト券」で対応
UPQが販売する4Kディスプレイと、同社がDMM.comにOEM供給した4Kディスプレイにスペック上の「誤記」が判明。UPQ販売分については、「Amazonギフト券」2000円分でのキャッシュバック対応を行う。 - 「完全な自動運転ではありません!!」――日産の自動車事故めぐり、国交省が注意喚起
昨年11月、日産自動車の「プロパイロットシステム」を搭載した試乗車が起こした事故を受け、国土交通省が注意喚起。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.