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Samsungのバッテリー工場で火災 原因は廃棄バッテリー?
Samsung Electronicsのリコール端末「Galaxy Note7」のバッテリーを製造したSamsung SDIの天津工場で火災が発生した。原因は廃棄された欠陥バッテリーという。
韓国Samsungグループの電機メーカーSamsung SDIの中国天津にあるバッテリー工場で“小さな”火災が発生したと、米Reutersが2月8日(現地時間)に報じた。
Weiboに投稿された画像では、黒い煙が上がっている様子が分かる。
Reutersによると、出火原因は欠陥バッテリーを含む廃棄物という。Samsungの広報は、出荷はラインでのものではなく、工場の稼働には影響はないとしている。
Samsung SDIは、発火問題でリコールになったSamsung Electronicsの「Galaxy Note7」のバッテリーを製造していた。Samsungは1月、今後事故が起こらないようプロセスを強化すると発表している。
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