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爆発する「Galaxy Note7」、96%を回収済みとSamsungが発表
Samsungが、発火問題でリコール中の「Galaxy Note7」の約96%を回収したと発表した。また米運輸省が航空会社に義務付けていた搭乗前警告を解除したことも報告した。
韓国Samsung Electronicsは1月10日、発火問題でリコール中の「Galaxy Note7」の、96%を回収したと発表した。残るは約7万6000台という計算になる。
同社はまた、米運輸省が航空会社に義務付けてきたGalaxy Note7の機内持ち込みの搭乗前警告を解除したことも発表した。
Galaxy Note7は2016年8月の発売直後から発火・爆発の報告が相次ぎ、米国他の販売地域でリコールを実施している(日本では未発売)。同社はまだ、この問題の原因については説明していない。
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