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発火でリコールの「Galaxy Note7」、米国で充電制限アップデート、ニュージーランドでは回線利用不能に
Samsungが、発火問題でリコール中の「Galaxy Note7」について、米国でまだ市場にある端末に対して充電を60%までに制限するソフトウェアアップデートを実施する。ニュージーランドでは、キャリア回線を利用できなくする計画だ。
韓国Samsung Electronicsは11月4日、発火問題で製造販売を停止した「Galaxy Note7」の米国におけるリコールで、出荷した端末の85%を回収できたと発表した。
このリコールは10月13日に開始した。Galaxy Note7をSamsung製の他の端末と交換するか、払い戻すかを選択できる。Samsungによると、大多数がSamsung製端末との交換を選んだという。
同社は今後も市場に出回っているGalaxy Note7の回収に努めるとし、そのための対策として、同端末向けのソフトウェアアップデートを数日中に実施するという。このアップデートで、最高60%までしか充電できないようになり、充電、再起動、画面表示のたびにリコールの手続きを促す通知が表示されるようになる。
Samsungは同日ニュージーランドで、同国の通信キャリアと協力し、11月18日からGalaxy Note7での回線利用を遮断すると発表した。通話、SMS、データ通信ができなくなる。
Galaxy Note7は8月に米国や韓国などの一部の地域で発売された。日本でも発売が検討されていたが、発火問題を受けて見送られた。
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