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Samsung、爆発する「Galaxy Note7」を充電不能にするアップデートを実施へ
Samsung Electronicsは、リコール中の「Galaxy Note7」の次期アップデートで端末を充電不能にすると発表した。米国では、まだ13万台以上のGalaxy Note7が回収されていない。
韓国Samsung Electronicsは12月9日(米国時間)、爆発・発火問題でリコール中のスマートフォン「Galaxy Note7」向けに、端末を充電できなくするアップデートを実施すると発表した。
このアップデートは米国で19日にリリースし、キャリアにもよるが30日かけて全端末にローリングアウトする見込み。アップデートすると充電できなくなり、バッテリーが切れれば端末を利用できなくなる。
Samsungによると、10月13日に開始した同端末の米国でのリコールで、既に93%の端末が回収できているという。リコール対象は190万台と発表されているので、まだ13万3000台前後の端末が市場にあるとみられる。
変更履歴:当初、「Galaxy Note7」とすべきところが「Galaxy S7」となっていました。お詫びして訂正いたします。[2016/12/10 9:40]
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