LINE Pay、国内ユーザー数が3000万人突破 “LINEくじ”キャンペーンが寄与
LINEの月間ユーザー約6800万人(同社調べ)の半数近くが登録している計算という。
LINEは5月17日、コミュニケーションアプリ「LINE」と連携した送金・決済サービス「LINE Pay」の日本国内の登録ユーザー数が、5月5日時点で3000万人を突破したと発表した。LINEの月間ユーザー約6800万人(同社調べ)の半数近くが登録している計算という。外部企業との連携のほか、最大100万円が当たるキャンペーン「LINEのグリーンウィーク」などが、新規ユーザーの獲得につながったとしている。
LINE Payは、LINE上で友人に送金したり、店舗などで決済したりできるサービス。LINE Payアカウントを登録した上で、銀行やコンビニで事前にチャージ(入金)するか、クレジットカードを登録して支払う。
LINE Payは2014年のスタート以来、ゆうちょ銀行など提携銀行を拡大。16年には、利用金額の一部をポイント還元するプリペイドカード「LINE Pay カード」を発行するなど、サービスの多様化に努めてきたという。
今年に入り、LINE Payの利用を促進する施策として、1月に「LINEのお年玉」、3月に「LINE桜くじ」、5月に「LINEのグリーンウィーク」というキャンペーンを展開。LINEのメッセージ画面で、友人に「くじ」を送ると最大100万円が当たり、当選金をLINE Payで受け取れる――という仕組みで、新規ユーザーの増加に寄与したとしている。
ただ、LINEのグリーンウィークを巡っては、ネットユーザーから「くじを開封する際に、自動的にLINE Payアカウントが作成される」「当選してもLINE Payを解約すると当選金が受け取れない」などの指摘が上がり、困惑も広がっていた。
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