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Switchがけん引、任天堂4〜6月期は黒字転換
任天堂の4〜6月期の連結決算は、Nintendo Switchの好調がけん引し、純利益が212億円の黒字に転換(前年同期は245億円の損失)した。
任天堂が7月26日に発表した2017年4〜6月期の連結決算は、Nintendo Switchの好調がけん引し、純利益が212億円の黒字に転換した(前年同期は245億円の損失)。Switchは同期に197万台売れ、累計販売台数は470万台になった。
売上高は1540億円(前年同期比48.6%増)、営業利益は162億円(前年同期は61億円の損失)、経常利益は309億円(同386億円の損失)。通期の業績予想は据え置く。
Switchのハードは同期中に197万台販売(日本52万台、米大陸75万台、その他69万台)。前四半期(274万台)との累計で470万台売れた。今期(来年3月末まで)の販売目標は1000万台で据え置く。
Switch向けゲームは同期中に814万本販売、4月に発売した「マリオカート8 デラックス」が354万本、6月に発売した「ARMS」は118万本売れた。前期に発売した「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」も116万本(累計392万本)と堅調に推移している。
スマートフォンアプリやIP関連収入などの売り上げは90億円(前年同期比450%増)。前期に配信を開始した「スーパーマリオ ラン」「ファイアーエムブレム ヒーローズ」が継続して遊ばれているという。
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