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Apple、米アイオワ州に大規模データセンター建設へ
Appleが米国で6つ目になるデータセンターを、アイオワ州ウォーキーに建設する。13億ドルを投じ、広さは約3万7000平方メートル。同地で550以上の雇用を創出する。
米Appleは8月24日(現地時間)、米アイオワ州ウォーキーに40万平方フィート(約3万7000平方メートル)の100%再生可能エネルギー使用のデータセンターを建設すると発表した。北米地域のユーザーのAppleサービス改善が目的で、2020年に稼働開始の見込み。
Appleは米国では既にネバダ州リノ、オレゴン州プリンヴィル、ノースカロライナ州メイデン、カリフォルニア州ニューアーク、アリゾナ州メサにデータセンターを持っており、ウォーキーは6つ目になる。
新データセンター建設に13億ドルを投じ、アイオワ州の都市、デモインで550以上の雇用を創出する。また、ウォーキー周辺の開発に向けて1億ドルを寄付する。
ティム・クックCEOは発表文で「Appleは全米50州すべてで200万人の雇用を創出しており、既に1万人以上を雇用しているアイオワ州にさらに投資することを誇りに思う」と語った。
【訂正:2017年8月25日12時01分 初出で投資額が間違っていたため、訂正しました】
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