ニュース
ZOZOTOWNの送料、「自由化」でどうなった? “ケチった”のはあの県のユーザー
「ZOZOTOWN」で行われている「送料自由化」の実験。「0円」に設定された注文は、約3週間で43%あり、設定された送料の平均は96円だったという。
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」で、商品購入時の送料を、0円〜3000円の範囲で顧客が自由に設定できる「送料自由化」の実験が行われている。スタートトゥデイによると、送料が「0円」に設定された注文は、10月1日〜22日までの約3週間で43%。設定された送料の平均は96円だったという。都道府県別の平均送料ランキング(都道府県は届け先住所から算出)も公開した。
ランキングによると、平均送料が一番高かったのは福島県(111.73円)、2位は岩手県(111.08円)、3位は青森県(110.79円)。山形県が6位(105.63円)、秋田県が7位(105.61円)につけており、東北エリアは宮城県(30位、96.39円)以外ベスト10に入った。
平均送料が最も安かったのは、奈良県(86.05円)。次は大阪府(88.68円)、兵庫県(88.78円)、滋賀県(89.02円)、京都府(90.48円)――という順で、安い順では関西の府県がベスト5を占めている。
東京都は20位(99.341円)だった。
ZOZOTOWNの送料は従来、購入額が4999円(税込)以上なら無料、未満なら399円だったが、10月1日からは、顧客が自由に指定可能に。100円〜1500円の範囲(100円単位)で選べるほか、0円〜3000円まで1円単位で設定できるようになった。送料の実質額を上回った分は「今後の物流サービス拡充のための軍資金として有効利用する」としている。
関連記事
- ZOZOTOWN「送料自由化」 「0円」選んだのは「38%」 増額分の使い道は?
「ZOZOTOWN」の送料自由化で、「0円」を選んだ人は38%だったという。増額分は「今後の物流サービス拡充のための軍資金として有効利用する」としている。 - ZOZOTOWNが「送料自由」に 「0円〜3000円」指定OK
「ZOZOTOWN」が「送料自由」に。商品購入時の送料を、0円〜3000円の範囲で顧客が自由に設定できる。 - ZOZOTOWN「ツケ払い」利用者100万人突破 どの年齢層が利用?
ZOZOTOWNの「ツケ払い」の利用者数が100万人を突破した。利用者を年代別に見ると……。 - ZOZOTOWN、当日配送を中止 「ヤマトの配送時間変更の影響」
「ZOZOTOWN」の当日配送が中止。「ヤマト運輸が配送時間を変更したため」という。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.