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ZOZOTOWN「送料自由化」 「0円」選んだのは「38%」 増額分の使い道は?
「ZOZOTOWN」の送料自由化で、「0円」を選んだ人は38%だったという。増額分は「今後の物流サービス拡充のための軍資金として有効利用する」としている。
スタートトゥデイが運営するファッション通販サイト「ZOZOTOWN」で10月1日から、顧客が送料を自由に設定できる「送料自由」の試験が始まった。同社によると、2日の正午から午後7時の間に、送料「0円」を選んだ人は38%いたという。
ZOZOTOWNの送料は従来、購入額が4999円(税込)以上なら無料、未満なら399円だったが、10月1日からは、顧客が自由に指定可能に。100円〜1500円の範囲(100円単位)で選べるほか、0円〜3000円まで1円単位で設定できる。同社の前澤友作社長「運ぶ人と受け取る人との間に、気持ちの交換が生まれれば」と狙いを語っている。
同社によると、2日の正午から午後7時の間に、送料「0円」を選んだ人は38%。同社が宅配会社(ヤマト運輸)に支払う実質額を上回る送料が設定された注文は「全体の0.2%」だったという。有料を選んだユーザーは何円に設定した人が多かったかや、9月30日以前と比べて送料の平均額が増えたか減ったかなどは「非公開」としている。
送料の実質額を上回った分は「今後の物流サービス拡充のための軍資金として有効利用する」と説明。「宅配会社の協力のもと、物流サービス全般のレベルアップ、サービス向上・改善のために活用する」という。具体的な活用法は「宅配会社への還元方法も様々あるため、現在、検討中」としている。
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