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楽天、フリマアプリ統合 「フリル」に一本化、名称は「ラクマ」に変更

楽天は、フリマアプリ「ラクマ」と「フリル」を26日に統合する。アプリはフリルに一本化し、名称をラクマに変更。楽天グループのサービスとの連携強化を通じて「フリマアプリ業界No.1を目指す」としている。

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 楽天は2月7日、同社が運営するフリマアプリ「ラクマ」と、子会社Fablicが運営する「フリル」(FRIL)を26日に統合すると発表した。サービスはフリルに一本化し、名称はラクマに変更する。

 統合により運営を効率化し、楽天グループのサービスとの連携強化を通じて「フリマアプリ業界No.1を目指す」としている。

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「フリル」(App Storeより)
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「ラクマ」(App Storeより)

 フリルは日本初のフリマアプリとして2012年にスタート。ファッションやコスメなどを中心に10〜20代女性から支持を得ており、2016年に楽天が買収した。ラクマは2014年開始。30代男女を中心に幅広い層に利用されているという。それぞれ、ユーザー数やアプリのダウンロード数は「非公開」としている。

 統合は、フリルにユーザーとデータを集約させる形で行う。フリルユーザーはそのままアプリを利用でき、ラクマユーザーには、「ラクラクお引っ越しツール」を使ってフリルに移行してもらう。ラクマは今年3月以降、段階的に機能制限し、2019年中にサービスを終了する。「販売手数料0円」は継続する。

 楽天は両サービス統合により、品ぞろえを充実させ、経営資源も集中させることで、運営やマーケティングの効率化を図るほか、不正出品物検知の技術やユーザーとのコミュニケーションに関するノウハウも融合させ、より安心・安全なプラットフォームを構築するとしている。

 楽天は「ラクラクお引っ越しツール」を昨年から提供しており、両サービス統合のうわさも出ていた。

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