チームで戦う銃撃戦 全身で楽しむ、VR eスポーツ「TOWER TAG」:JAEPO2018
CAセガジョイポリスが、「JAEPO2018」でVR対戦型シューティングゲーム「TOWER TAG」の展示をしている。
CAセガジョイポリスは、アーケードゲームなどの展示会「JAEPO2018」(2月9〜11日、千葉・幕張メッセ)で、2月9日から東京ジョイポリスで稼働しているVR(仮想現実)対戦型シューティングゲーム「TOWER TAG」(開発はドイツ・VR-Nerd)を展示している。
TOWER TAGは、VR空間に建つ高層ビル群の中を移動しながら相手チームと撃ち合うシューティングゲーム。1対1から3対3のチーム対戦で、最大6人でプレイできる。
ヘッドマウントディスプレイ「HTC Vive」とコントローラーを使用してプレイ。実際の身体の動きとVR上の動きが連動し、全身を使って銃撃戦を楽しめる。
「実際の動きと画面上の動きのズレが少ないため、『VR酔いしない』と評判です」(CAセガジョイポリス施設事業推進部 青野征樹課長)
サバイバルゲームの世界チャンピオンがゲーム開発に参加しており、戦略の奥深さと臨場感にこだわったという。銃型コントローラーを引っ張ると、銃の先から出るワイヤでタワーの間を飛び回る爽快なワイヤアクションを体験できる。実際に体を物陰に隠して相手チームの攻撃をかわすなど、実際のスポーツ競技のような運動量で、プレイ後に息が上がっている人も見られた。
現在TOWER TAGは、東京ジョイポリス(港区・台場)で、1回800円でプレイ可能。プレイエリアは、1プレイヤーにつき3×3メートル。日本での展開はCAセガジョイポリスが手掛け、オンラインダーツマシン「DARTSLIVE」と共同で行っていくという。「ゲームセンターだけでなく、ネットカフェやカラオケなどへの設置を目指している」(青野課長)
JAEPO2018では、コーエーテクモウェーブの「VRセンス」、加賀アミューズメントが日本販売代理店を担う「Tiger Knight」「D-DAY 2077」など、VRアーケードゲームの展示が目立った。「オペレーターをつける必要があるものの、VRアーケードゲームを置く店舗は増えている。お客さんの希望があれば積極的に展開していきたい」(加賀アミューズメント担当者)
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