GoogleまでSnapchatのような「ストーリー」開始 AMPで
Googleが、「Accelerated Mobile Pages(AMP)」の新コンテンツサービス「AMP Stories」を発表した。SnapchatやInstagramの「ストーリー」のように、カード状にまとめられた画像・動画集で、検索結果に表示されるようになる。
米Googleは2月13日(現地時間)、「Accelerated Mobile Pages(AMP)」の技術を採用する新コンテンツサービス「AMP stories」を発表した。米SnapのSnapchatや米Facebook傘下のInstagramやWhatsAppにある「ストーリー」のように、複数の画像や動画をまとめたカード状のコンテンツを表示する機能だ。
開発者プレビューを専用サイトで公開した。一般ユーザーでも自分のAMP storyを構築できる。立ち上げ段階で、Wired、CNN、The Washington Post、Mashableなどのメディアが自社メディアのAMP storiesコンテンツを公開した。
AMP storiesは、Google検索の検索結果に表示されるようになる見込み。現在は、Android端末のChromeブラウザで「g.co/ampstories」を開き、そこで対応メディア(例えばWired)を検索すると表示される。
AMP storiesは昨年11月に「コミュニティ」にβ版として追加された「Reels」を改称したもののようだ(YouTubeのヘルプで「Reels」を検索すると、storiesが表示される)。
Googleは同日、AMP採用のGmailの新機能「AMP for Mail」も発表した。
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