ソニーは2月20日、体験型科学館「ソニー・エクスプローラサイエンス」(東京都・台場)で「プレイステーション分解ワークショップ」を3月18日に開催すると発表した。対象は小学3年生から中学3年生。ソニーグループのエンジニア指導のもと、作動可能な「プレイステーション 2」を参加者が分解する。
分解のための製品は主催側が用意。分解を通して、科学への好奇心喚起と機器の仕組みや工具の正しい使い方を学ぶことが目的だ。イベントでは、開発時のエピソードや歴代プレイステーションの変遷も聞けるという。分解作業終了後には、「分解博士ジュニア認定証」が授与される。
参加費は無料(別途、入館料大人500円、小人300円)。定員は20組(40人)で、応募者多数の場合は抽選する。申し込みは、3月7日まで公式HPで受け付けている。
(太田智美)
関連記事
- Appleの「HomePod」をiFixitが分解 導電性スクリューポストなどの工夫
Appleがまず米国で発売したスマートスピーカー「HomePod」を、iFixitがさっそく分解した。メッシュは簡単にはがせるようになっているが、粘着剤が多用されており、「修理しやすさ」は最低の1だ。 - コンピュータで“錯視”の謎に迫る:試してびっくり 点を回転させると円に見える「グラス・パターン」錯視の謎
東大・新井仁之教授が解説する錯視の世界。第8回では、不思議な図形「ランダム・パターン」を紹介します。 - 高さ8.5メートル! 人が操縦する“すり足二足歩行”ロボ「モノノフ」見参
鎧武者の兜(かぶと)を思わせる巨大ロボット「LW-MONONOFU」(モノノフ)が誕生した。 - 明日から使えるITトリビア:街の“iPhone修理業者”は法令違反? 利用のコツは
「最短15分で割れた画面が修理できます!」──街で見かけるiPhone修理業者。でも勝手に分解したら電波法違反になるのでは? - 卵の白身から高強度のゲル素材を開発 医療や食品分野で活用へ
科学技術振興機構(JST)が卵の白身から高強度のゲル素材を開発。押しつぶす力に耐える強度(圧縮強度)はゆで卵の白身の150倍以上という。 - 「iMac Pro」のRAM、CPU、SSDはモジュール式──iFixitが分解レポート
昨年12月に発売されたAppleの(現在の)ハイエンドMacである「iMac Pro」をiFixitが分解した。RAM、CPU、SSDは困難ではあっても取り外し可能だが、GPUははんだ付けされている。 - のぞみ亀裂のまま走行3時間……新幹線初「重大インシデント」 JR西N700系
新幹線「のぞみ34号」の台車から亀裂が見つかり、運輸安全委員会が新幹線で初の重大インシデントと認定した。聞き取り調査が始まった。 - 移植と供養……ソニーが見放した先代「AIBO」の今
ソニーの犬型ロボットが「aibo」として復活したが、生産を中止した先代「AIBO」もひっそり生きながらえている。保守窓口は閉鎖されたが、ソニーの元エンジニアが修理を請け負っている。 - 「ビワの種食べないで」 農水省が注意喚起、クックパッドなど一部レシピ削除
ビワの種に有害物質が含まれているとし、農林水産省が食べないよう注意喚起したことを受け、レシピサイト「クックパッド」や「楽天レシピ」の運営元はそれぞれ、ビワの種を使った一部のレシピを12月8日までに削除するなど、対応を行っている。 - 新連載! 茂田カツノリの「ギークシティ深センの遊び方」:世界最大の電気街、深セン「華強北」とっておきガイド
ドローンがブンブン飛び、LEDはギラギラと輝き、ホバーボードは走りまくり、町中にIoTシェアサイクルやEVのタクシーやバスが走り回り、屋台では皆がスマホで電子決済する近未来ハイテンションシティ「深セン」。そこにほぼ毎月通う茂田カツノリ氏が「深センの今」をお伝えする。第1回は、世界一の華強北電気街攻略法。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.