喉に貼るだけ、“いびき解消”小型デバイス 振動与えて「気道を広げる」:第5回 ウェアラブルEXPO
喉に貼るだけで、いびきを軽減する小型デバイスが、第5回ウェアラブルEXPOで展示されている。
喉に貼るだけで、いびきを軽減する──そんな小型デバイスが、1月16日から開催中の「第5回 ウェアラブルEXPO」(東京ビッグサイト)に展示されている。低周波EMS(筋電気刺激)を流すことで、寝ている人を起こすことなくいびきを止めるという。日本では2月下旬に発売予定。価格は1万6200円(以下同)。
いびき解消グッズを手掛ける中国VVFLYが開発し、ウェザリー・ジャパンが日本の販売代理店を務める。本体の電源をオンにし、デバイスを喉に貼ると、いびき中に起こる音や振動を検知し、いびきの強度と頻度に合わせて10〜60Hzの低周波EMSを発生。いびきの主な原因である喉の筋肉の緩みに直接働きかけ、いびきを止める効果があるとしている。
ウェザリー・ジャパンの佐々木仁セールスマネージャー(マーケティング)は、「いびきの主な原因である喉の筋肉の緩みを引き締めることで、気道が開いてスムーズに呼吸できます。喉を鍛えるというコンセプトもあるので、起きている間も装着すると喉の筋肉を引き締めるトレーニングとして使えるかもしれません」と説明する。
VVFLYは、他にも耳に掛けるイヤフォン型(1万5200円)や、アイマスク型(1万6200円)などを販売。イヤフォン型とアイマスク型は音と振動でいびきを抑える。いずれのモデルもスマートフォンアプリと連携し、睡眠時間や睡眠サイクル、いびきの回数、いびきを止めた回数、いびきの録音などを記録できる。
また、眠りをサポートするアイテムとして、AI(人工知能)搭載アイマスク「LUUNA」(開発は中国の研究チームEntertech)を販売している。内側に搭載したセンサーで脳波を計測し、スマートフォンアプリ上で脳波を分析。AIが脳波に合わせた音楽を流し、リラックスさせるという。価格は1万8200円。
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