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2005/03/16 09:30 更新

TabletPCハンズオン(4)──for Digital Camera Users
デジタルカメラ、デジタル写真との相性は抜群! (1/2)

TabletPCの活用例を5回にわたってレポートするTabletPCハンズオン企画。今回は、公私にわたってデジタルカメラを活用しているシミズさんのTabletPC体験談という形で、デジタルカメラとTabletPCの相性や使い勝手をレポートしよう。

こんなパソコンが欲しかった!

 「使い始めは『視差』が気になりました、実は。ペン先とポインタの位置がちょっとだけズレる現象なのですが、不思議というか、使っていくうちにどんどん違和感が薄れていき、そうなると今度は、使ってて気持ちいいという感覚に変わっていきました」

 銀塩時代からカメラが趣味で、現在ではデジタル一眼レフカメラも購入。仕事にもプライベートにも欠かせないツールとしてデジタルカメラを活用している会社員、シミズさんの感想だ。

 「これはもう新たな発見、『ユリイカ!(我、発見せり!)』って感じですね(笑)。こういうのが欲しかったんですよ。保存も加工も便利で使いやすいし、写真を見たり、見せたりするためのアルバムとしても使えるし。なんだかデジタルカメラユーザーのためのパソコンっていう気がしてきましたね」

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後戻りできない進化した“先祖返り”

 TabletPCハンズオン企画の4回目は、デジタルカメラとTabletPCの関係をチェック。カメラといえば「デジタル」がほぼ当たり前の状況になりつつある現在、保存から加工、閲覧、プリントに至るまで、デジタル写真をフルに活用する上でPCは欠かせない存在となっているが、TabletPCを使うことでどのようなメリットがあるのか、どんな点が便利で使いやすいのかを、シミズさんの話を聞きながら検証してみることにしよう。

 「お借りした東芝の『dynabook R10』には最初から『Photoshop Elements 3』がインストールされているので、デジタルカメラユーザーとしては基本的に過不足なし、というところですね」

 昨年暮れにバージョンアップを果たしたPhotoshop Elements 3は、前バージョンまでの“Photoshopの省機能廉価版”というイメージを払拭し、デジタルカメラ向け機能を充実させ、写真の取り込みからプリントまでの全てをこの1本で済ませることができるアプリケーションに仕上がっている。もちろん機能は兄貴分である「Photoshop CS」譲りで、アマチュアからプロフェッショナルまで、幅広い層からの高い支持を受けている。

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元々は「Photoshop」の省機能廉価版という位置付けだった「Photoshop Elements」だが、バージョン3ではデジタルカメラユーザーにターゲットが絞られ、写真の取り込みから加工、プリントまでをこれ1本で処理できるようになった。目的別のモード(「写真整理モード」や「写真編集モード」)も使いやすく、プロフェッショナルユースにも耐えられる高機能がウリだ

 「今さらなんですけど、デジタルカメラは単に“撮る”楽しさだけではなく、“加工”や“閲覧”、“プリント”など、従来の銀塩カメラや銀塩写真ではプロの手に委ねざるを得なかった部分まで自分のパソコンでできるという楽しさがあると思うのですが、TabletPCを使ってみたら、その辺の使い勝手がアナログ的でいいなと、感じるんです。もちろん、良い意味で、です」

 アナログ的、というのは?

 「こうしてアルバムというか、銀塩ではベタ焼きと言ってましたが、写真を一覧で見ることができますよね? この時にペンで操作してると、自分の手で実際に写真を並べ替えたりしている感覚があります。マウスよりもダイレクトに『写真をいじってる』感触と言えばいいんでしょうか」

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写真整理(写真の表示と整理)モードで写真を一覧表示する場合は、横向きスタイルの方が使いやすい。ペンで直接操作できるダイレクト感がアナログ的と評される大きな理由だ

 確かに、写真選択時のタップ操作や、写真の表示サイズを変更する際のスライドバー操作などのダイレクト感は、TabletPCならでは。ダイレクト感があるという感想は、この連載で話を聞いてきた他のユーザーにも共通しているようだ。

 写真自体はデジタルでも、操作感にはアナログ的なものを求めてしまう。デジタルデバイスは進化するに従って、感触がアナログ的になってゆくということなのだろう。どうしても人間は、長い間慣れ親しんできたアナログ的な感触を捨て切れないのかもしれない。

 「ハハハ。するとTabletPCは『先祖返り』なのかもしれませんね。進化してるけど先祖返り(笑)」

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使いやすさはTabletPCに勝るものなし

「いろいろと使ってみての感想ですが、これは『後戻りできない先祖返り』というような気がします。特にデジタル写真の加工や合成時の使いやすさは、今までのデスクトップパソコンやノートPCでは考えられないほどですよ」

 シミズさんに実際に自分で加工・合成した写真を見せていただきながら、どう使いやすいのかを尋ねてみた。

 「まず、写真の切り抜きにはTabletPCが最適だと思います。マウスは当然として、外付けのペンタブレットも試したことがありますが、TabletPCに勝るものはないですね。切り抜きたい部分を直接ペンでなぞればいいんですから、気が楽ですよ。最初に気になった『視差』もスグに慣れましたし」

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「なげなわツール」や「マグネット選択ツール」など、写真の切り抜きに必要なツールはPhotoshop Elements 3にも完備されている。画面上の写真を直接なぞって選択できるので、マウスよりもはるかに素早く、正確に切り抜きできる

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[まつばらあつし,ITmedia]

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