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2006年08月01日 11時00分 更新

24インチワイド液晶+WUXGA+HDMI=9万9800円の衝撃――BenQ「FP241W」 (1/2)

BenQのFP241Wは、1920×1200ドット表示に対応した24インチワイド液晶ディスプレイだ。標準でHDMI端子を搭載しながら、実売で10万円を下回る要注目の一品である。

新たなスタンダードを予感させるHDMI端子搭載の“次世代”液晶ディスプレイ

ht_0607fp241w01.jpg 24インチワイド液晶ディスプレイのFP241W

 最近は、D-Sub 15ピンなどのPC入力を持った液晶TVや、AV入力端子を備えたPC用の液晶ディスプレイが増えている。そのような中でBenQがリリースした「FP241W」は、AV入力付きPC用液晶ディスプレイの“新たなスタンダード”を予感させる製品だ。

 まず注目したいのは、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子を搭載してきたことだ。HDMI端子は映像と音声を1本のケーブルで転送でき、デジタルコンテンツの著作権保護技術「HDCP」(High-bandwidth Digital Content Protection system)に対応している。HDMI端子があれば、著作権保護を前提として地上デジタル放送やBru-ray/HD DVDの映像、およびゲーム機の映像を、コンテンツ本来の高解像度と品質でデジタル出力できる。今後のAV環境や次世代ゲーム機はもちろん、AV機能重視のPC環境でもHDMI端子は必須といわれているが、このFP241Wなら安心して導入できるというわけだ。現時点では、HDD/DVDレコーダーとFP241WをHDMIケーブルで接続して、DVDビデオを1080iにアップコンバートして出力したり、地上デジタル放送を出力する使い方が中心となるだろう。

photo 背面のコネクタ一覧。DVI-DとD-Sub 15ピンの間にあるのがHDMI端子だ。ほかにもコンポーネントやS-Video、コンポジットビデオなどの入力端子が並ぶ。なお、音声の入出力端子は持たない

 もちろん、HDMI端子のほかにもコンポーネント、S-Video、コンポジットといった多彩な入力端子を備えているので、幅広い機器をまとめて接続しておける。内蔵スピーカーは持たないが、これは妥当な仕様だろう。というのもAVコンテンツのサウンド出力には、ユーザーが気に入った外部スピーカーを使うほうが快適だからだ。

 PC接続用のインタフェースは、D-Sub 15ピンのアナログRGB接続と、DVI-Dのデジタル接続という2系統だ。輝度などの画質調整項目は、D-Sub15ピンとDVI-Dとで別々に記憶してくれるため、使い勝手がよい。

 DVI-D端子はHDCPにも対応しており、HDMIからDVI-Dに変換するケーブルやアダプタを使えば、HDMI出力からの入力も行える。また、これはWindows Vista以降で本格化してくることだが、PC用のBru-rayやHD DVDドライブでHD映像コンテンツを再生する場合も、ディスプレイ側にはHDCPに対応したDVI-D端子やHDMI端子が必要だ。さらに今後、PC用の地上デジタル用TVチューナーカードが登場したとしても、HDCP対応のDVI-Dを持つFP241Wなら、HD品質でデジタル入力できるため、将来性という点でも心強い。

ht_0607fp241w04.jpght_0607fp241w05.jpg 東芝のハイビジョン対応HDD/DVDレコーダー「RD-XD92D」とHDMI経由で接続したところ(写真=左)と、家庭用ゲーム機Xbox 360と「コンポーネント HD AV ケーブル」を使ってFP241Wに接続したところ(写真=右)。いずれも、最大1080iの画面で迫力のある映像やゲームを楽しめる

24インチワイドの大画面液晶でPCにもAVにも最適

 もう1つのポイントは、パネルサイズが24インチワイドと大きく、解像度も1920×1200ドット(WUXGA)と広大なことだ。WUXGAなら、フルHD解像度といわれている1080i/1080pの1920×1080ドットを表示できる。なお、1080iの映像入力はWUXGAにスケーリングされる(DVDプレーヤーなどのAV機器との接続時はフルスクリーン表示に拡大される)。

 AV以外のPC用途でも、1920×1200ドットの画面は本当に使いやすい。Webブラウザとオフィスアプリケーションを横に並べても、それぞれの画面で十分な表示面積を確保できる。表計算ソフトを全画面表示にして、広大で見通しのよいスプレッドシートで作業するのはかなり快適だ。また、A3サイズを等倍表示できるほか、画面を縦回転するピボット機能も備えており、デザインやCADといった分野にも適している。縦長のWebページを一覧したり、縦長の書類やデザインを拡大表示するといった使い方が容易に思い浮かぶ。画面の縦表示はディスプレイドライバの機能を使うか、本機に付属するピボットソフトウェアを利用する。どちらか使いやすいほうを選べばよいだろう。AV入力端子付き液晶ディスプレイというとホームユースを連想しがちだが、ビジネス環境でもベストな選択になり得る製品だ。

ht_0607fp241w06.jpght_0607fp241w07.jpg 1920×1200ドット表示に対応した24インチワイド液晶ディスプレイを採用。背面にはケーブルを束ねるためのガイドが用意されている

ht_0607fp241w08.jpght_0607fp241w09.jpght_0607fp241w10.jpg ピボット機能をサポートしており、液晶パネルを時計回りに90度回転させることで縦位置表示(1200×1920ドット)が可能だ(写真=左)。また昇降機能に対応しており、背面のボタンを押すことで高さを2段階に変更できる。なお、操作ボタンは右側面に縦一列に並んでいる
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提供:ベンキュージャパン株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年10月31日

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