ツウ好みのBTOメニューがうれしい、薄型軽量な新世代の【快速】ノート──「Endeavor NA601E」徹底検証社長、今度の業務PCはこれがいいです(2/3 ページ)

» 2012年11月20日 10時00分 公開
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電力効率に優れた最新世代のIntel超低電圧版プラットフォームを採用

 基本システムももちろん最新、新世代だ。ほかのEndeavorシリーズと同様、エプソンダイレクトならではの豊富なBTOメニューで柔軟にカスタマイズしてオーダーできるが、根幹となる基本システムには、超低電圧版Ivy Bridge/ChiefRiverプラットフォームを採用している。第2世代Ultrabookでも採用されている省電力なプラットフォームで、電力効率にきわめて優れている。

photophoto 評価に搭載するCore i5-3317U(1.7GHz)は、Ultrabookでの採用例が多いデュアルコアのCPUで、Hyper-Threadingによる4スレッドの同時実行が可能。動画編集やエンコード、画像処理などといった処理も十分こなせるパワーをもっている。Turbo Boost 2.0に対応しており、最大2.6GHzで動作する。一方、アイドル時は動作クロックと駆動電圧を低く下げて消費電力を節約する

 BTOで選べる選択肢はCPU2種類、メモリ5種類、HDD/SSD 5種類、無線LAN 2種類、光学ドライブ/ドライブベイデバイス4種類に、OSもWindows 8とWindows 7の各エディション合計6種類のメニューを用意する。初期導入コストを押さえたベーシックなビジネスクライアントとしての構成から、外出機会の多いメンバー向け、あるいは動画編集や画像処理などを視野に入れた特殊業務メンバー向けのハイスペック構成まで幅広くフォローしている。

 ビジネスPCで特にお勧めしたいのは、SSDの搭載だ。SSDはHDDの数十倍ものランダムアクセス性能をもつため、OS操作のレスポンスがきわめて快適だ。さらに振動や衝撃に強く、アクセス時に動作音がしないというメリットもある。ビジネスの作業能率を高めてくれることは間違いないデバイスだ(このほか、高速なSSDと大容量のHDD、両方の利点を備えたハイブリッドHDDのメニューも用意する)。

 HDDに比べると容量は少ないが、最近のオフィスシーンでは盗難や紛失などによる情報漏えいのリスクを避けるため、ノートPCのストレージには極力データを置かず、セキュリティで管理された企業内のサーバーに置く傾向が強まっている。アプリケーション/サービスもネットワーク経由で利用するクラウドコンピューティング環境も整っていることも合わせて、PC本体に大容量のストレージは不要、それより利便性を高めるスタイルが主流になりつつある。

 このため、今回の評価機はCore i5-3317U、メモリ8Gバイト(4Gバイト×2)、SSD 128Gバイト、IEEE802.11a/b/g/n+WiMAX、Windows 7 Professional(SP1)という構成で、光学ドライブの代わりに増設バッテリーを内蔵した構成をチョイスした。据え置き、モバイル、どちらで使うにしてもバランスのよい構成である。

photophoto グラフィックス機能は、CPUが内蔵するGPUコア「Intel HD Graphics 4000」を利用する。内蔵GPUというと低性能なイメージがあるかもしれないが、近年は性能向上が著しく、ちょっとした3Dゲームならば十分プレイできるくらいの高い性能を持っている。メモリはPC3-12800 DIMMに対応しており、2Gバイト(2Gバイト×1枚)から最大16Gバイト(8Gバイト×2枚)まで、柔軟な選択が可能だ。メモリモジュールは2枚1組で使うとデュアルチャンネルアクセスが有効になり、パフォーマンスがよくなるため、2枚1組の構成がお勧めである
photophotophoto 評価機におけるデバイスマネージャ画面の一部

ビジネスPCの王道は踏襲、ノングレア液晶ディスプレイとフルサイズキーボードを装備

photo ディスプレイは、1366×768ドット表示に対応する14型ワイド。表面への映り込みを抑えるノングレア仕様となっている

 14型ワイドの液晶ディスプレイは、ビジネスユーザーにうれしいノングレア仕様だ。個人向けPCでは表面を光沢処理したグレア仕様が主流だが、ビジネスPCではノングレアが王道である。グレア仕様は写真などを鮮やかに見せるが、太陽光や照明の光が映り込みやすく使用場所を選ぶうえ、長時間の利用では目が疲れやすい。一方、ノングレア仕様は画面の表面に光を拡散させる特殊な加工が施されているため、外光や照明が映り込みにくく、長時間の使用でも目が疲れにくいメリットがある。

 画面の表示解像度は1366×768ドットに対応している。Windows 7の登場後は標準的に使われている解像度で、Windows 8のWindowsストアアプリのスナップ機能を利用するための動作要件(1366×768ドット以上)も満たしている。個人向けPCではより高解像度のパネルが好まれる傾向もあるが、ビジネスで長い時間利用することを想定するとこのくらいのバランスがちょうどよいといえる。


photo ゆったりとしたレイアウトのキーボードを装備。EnterキーやBackSpaceが大きく確保されており使いやすい

 ビジネスの能率に直結する入力環境に関しても優秀だ。キーボードは縦横ともにキーピッチ18.75ミリを確保したほぼ標準サイズのキーボードを装備。こちらもビジネスPCでは王道といえる構成だ。変則的な配置や特別小さくて打ちにくいようなキーも見られない。最近の個人向けPCは前述の通り薄型軽量化の影響でキーストロークが浅いキーボードが目立つが、本機は1.4ミリとそこそこのストロークも確保している。業務にもよるが、データ入力や資料作成など、キーボードでバリバリと入力を行う必要がある業務ならがこのくらいストロークがあるほうが確実に入力しやすく、疲れにくいと思われる。

 キーボードの手前には、ポインティングデバイスとしてマルチタッチジェスチャーに対応したタッチパッドを装備する。パッド上で2本指を上下左右に動かすことで縦横のスクロールを行う機能や、2本指の開閉でズーム/パンを行なう「つまみズーム」、パッド上に2本指をおいて回すようになぞることによる「回転」などの機能が利用できる。

photo タッチパッドにはSynaptics製のドライバが導入されている。2本指でのスクロールや2本指の開閉でズーム/パンを行う「つまみズーム」などのマルチタッチジェスチャー機能に対応している

 ビジネスの王道といえば、セキュリティ関連の装備も見逃せない。HDD/SSDをハードウェア暗号キーによる強固な暗号化を可能にするTPM 1.2対応のセキュリティチップを標準装備する。万一盗難に遭った際にPCを無効化するIntelアンチセフトテクノロジーにも対応している(別途セキュリティプロバイダと契約が必要)。ビジネスシーン向けといっても低価格モデルでは省かれる例は多いのだが、こういうところはビジネスPCで長年の実績があるエプソンダイレクトならではの、ビジネスニーズを反映したビジネスPCだと感じられる。

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2012年12月3日

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