“なりすまし”被害から身を守るために――安全なデジタルライフに必要なのは「マカフィー オール アクセス」PCもMacもスマホも、すべてのデバイスを1本で保護(1/2 ページ)

インターネットが生活に浸透し、多くの便利なサービスを提供する一方で、これを狙ったサイバー犯罪もまたネットのいたるところに存在する。大事なデータが盗まれた。預金残高が消えた。ある日突然“犯罪者”に仕立て上げられた……誰にでも起こりうる危険から身を守るのに必要なのは、信頼できるセキュリティソフトだ。

» 2012年11月22日 10時00分 公開
[ITmedia]
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ある日突然、身に覚えのない罪で犯罪者にされてしまったら?

 あなたは今、インターネットに接続できるデバイスをいくつ所有しているだろうか。仕事用のノートPC、趣味にはMac、以前組み立てた自作のマシンもまだまだ現役で動いているし、スマートフォンは常に手元にないとなんだか落ち着かない。最近は通勤時に電子書籍を読むためのタブレット端末も購入した――ガジェットの情報に敏感なITmediaの読者であれば、こうしたデジタルライフスタイルはそれほど珍しくないだろう。

 いうまでもなくインターネットは便利だ。仕事はもちろん、最新ニュースのチェックからショッピング、SNSを介した知人との交流など、何をするにしてもまずはネット端末が入り口になる。試しに今日1日、目が覚めてから眠るまで、液晶ディスプレイを眺めることに費やした時間を計ってみるといい。自分がどれほどネットに依存しているか分かるはずだ。

マルウェアは依然として増加傾向にある。2012年第2四半期に見つかったマルウェアの数はこれまえの記録を塗り替え、このペースが続けば2012年第3四半期には四半期で初めて1億を突破する勢いだという(McAfee脅威レポート:2012年第2四半期)

 その一方で、この便利な世界を悪用しようとする人々もいる。よく切れるナイフが使い方次第では危険であるのと同じように、インターネットが便利であればあるほど、その依存度が高くなればなるほど、あなたのすぐ側で待ち構えている落とし穴は大きくなっていく。インターネットはサイバー犯罪者にとっても効率的に他人を陥れるための便利な道具なのだ。

 つい最近話題となった「なりすまし事件」(遠隔操作不正プログラム事件)は、首謀者と思わしき人物の示威的な行動や、警察による誤認逮捕などから、『誰でも犯人にされてしまう』として、ややセンセーショナルな扱いでメディアに取り上げられた。しかし、たまたま明るみに出たこの事件とは別に、インターネットのさらに奥深くでは、目に見えないサイバー犯罪が今も数多くの被害者を生み続けている。

日本国内のMcAfee Labsでモバイルエンジニアリングリサーチャーを務める奥富幸大氏

 「確かに今回の“なりすまし事件”で使用された不正プログラムは、技術的に見れば目新しいものではありません。バックドアを用いて、乗っ取ったPCを外部のサーバから遠隔操作する手法自体、金銭目的のマルウェアでは一般的に使われているものです」――大手セキュリティベンダーのマカフィーでマルウェアの収集や解析を担う専門組織、McAfee Labsに在籍する奥富研究員はそう語る。

 「この事件がメディアに大きく取り上げられたのは、技術的な新しさではなく、誤った逮捕者を出してしまったことが理由の1つでしょう。昨今のサイバー犯罪は、金銭を目的としたものが主流になっているため、売名的な振る舞いはせず、むしろ不可視であることが重要になります。このため、被害者は自分が被害にあっていることすら気付かないケースもあります」と同氏は続ける。

 さらに、同様のことはスマートフォンなどの携帯端末でも起こりうるという。奥富氏は「こうした不正なプログラムは、攻撃者が特別に高度な知識を持たなくても、(マルウェア)開発キットによって容易に作り出すことができるのです。実際、Android向けのトロイの木馬やTwitterでコントロールされるボットネットも見つかっていますし、盗んだアドレス帳や端末情報を売買するマーケットも確認されています。もちろん、今後Android端末で“なりすまし事件”のような被害者がでる可能性もあるのです」と警鐘を鳴らす。

Android OSを狙ったマルウェアは2012年に爆発的に増加した。今後もこの傾向は続くと予想されている

 携帯電話の延長としてセキュリティに関心を払っていなかったスマートフォンが、ある日突然、自分の知らない間に犯罪的な行為を行い、それが理由で社会的信用を失う――想像するだけで恐ろしいが、今後そうしたことが起こらないとも限らない。

 あるいは、メインで利用しているPCはさすがにセキュリティソフトを導入しているものの、ほとんど使わなくなった古いPCは、「重要な情報が入っていないし、これでネットショッピングもしないから」と、セキュリティソフトの期限が切れたまま放置している人もいるだろう。しかし、たとえ古いPCの中に重要な情報が入っていなくても、そのPCが乗っ取られて犯罪に巻き込まれる可能性はある。特に最新OS「Windows 8」の発売にあわせてマシンを乗り替えた人は、こうした危険性があることを覚えておいたほうがいい。人生そのものは簡単にバックアップを取ったり、リストアすることはできないのだから。

 とはいえ、「それならば――」と、身の回りにあるインターネットデバイスすべてにセキュリティソフトを導入するのは、手間がかかるうえにコストもかかる。ITmediaの読者のようなガジェット好きには悩ましい問題だ。

複数デバイスの保護を簡単に管理する「マカフィー オール アクセス」

「マカフィー オール アクセス 2013」

 新旧含めて複数台のPCに、Macやスマホ、タブレット――1人のユーザーが数多くのデバイスを使い分けるデジタルライフスタイルを反映して、最近ではソフト1本でOSの区別なく利用できるセキュリティ製品が増えてきた。また、1つのパッケージで3台や5台と、複数台のデバイスにインストールできるライセンス形態をとるものも多い。コンシューマー向けセキュリティ製品の大きなトレンドとして、マルチプラットフォーム/マルチデバイス対応が挙げられる。

 その中でも、マカフィー オール アクセスは、1人の所有するデバイスであれば、Windows、Mac OS、Androidの区別なくインストールでき、さらには何台でも保護対象に加えられる、“台数無制限”のコンセプトをいち早く打ち出した製品だ。これに追従する他社製品でも同様の売り文句を掲げるソフトは存在するが、ある台数以上は電話での手続きが必要だったりと、制限がまったくないわけではない(ライセンスの不正使用を抑制するという意味合いもあるのだろう)。この辺りはやはり、先行するオール アクセスのほうが、文字通り制限がなくて使いやすい。

 また、デバイスの管理が非常に簡単なのもマカフィー オールアクセスの特徴だ。製品パッケージには、ライセンスキーが記載された1枚のプラスチック製カードが入っており、まず最初にインターネット上でユーザー登録を行う。するとそれ以降は、ライセンスなどを管理するためのWeb専用画面「マイアカウント」から、プログラムのダウンロードやインストールが行えるようになる。最新版の「マカフィー オール アクセス 2013」では、マイアカウントの画面デザインが一新され、保護しているデバイスの状況が一目で分かるようになったのもポイントだ。

 なお、このマイアカウントはWebベースのため、保護しているデバイスの状況を外出先から別の端末で確認したり、新しく購入したPCでマイアカウントにログインし、そのままオール アクセスをインストールすることもできる。保護対象のデバイスが増えてくると、どれがいつまでの有効期限だったか混乱しやすいが、オール アクセスのマイアカウントなら一元管理できるので非常に簡単だ。台数に制限もないので、身の回りのデバイスはとりあえずすべてオール アクセスをインストールしてしまえる。

パッケージに入っているのはライセンスキーが記載された1枚のプラスチックカード。最初にマカフィーのWebサイトでアカウントを登録し、ライセンスキーを登録する。その後はインターネット経由でプログラムをダウンロードしてインストールする流れだ

マカフィーのWebサイトからマイアカウントのページにアクセスすれば、オール アクセスをインストールしているデバイスの状況が一目で把握できる。保護するデバイスの追加も簡単だ。スマートフォンやタブレットにオール アクセスをインストールするときは、各デバイスにダウンロードリンクを送信する

 複数のデバイスをまとめて保護するのに、「マカフィー オール アクセス 2013」はまさにうってつけ。最新版で進化した機能や特徴を個別に見ていこう

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提供:マカフィー株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2012年12月31日