ビジネスの現場が望む「省コスト・省スペース・省電力」を満たす1台──「Endeavor NB51E」実力診断企業の課題に対応するオフィスPC(1/2 ページ)

企業の大きな課題としてのしかかる「節電/省エネ」。日本企業のPCニーズを熟知するエプソンダイレクトが提案する「2013年度の新オフィスPC」はどんな性能か。新シリーズ「Endeavor NB51E」の実力をチェックする。

» 2013年02月26日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]

満足仕様、低コスト、省スペース、省電力──2013年度のオフィスPCに必要な「性能」とは

photo エプソンダイレクトの省スペース+省電力PC「Endeavor NB51E」。価格は3万6540円から (写真のコードレス106コンパクトキーボードとコードレスホイール付きオプティカルマウス(2.4GHz高感度タイプ)選択時は、プラス6930円)

 PCとして十分なパフォーマンスを持ちながら、低コストで省スペース、省電力であるという特徴を持つネットトップPCは、東日本大震災以来、企業の大きな課題となっている節電/省エネの有効な対策として大いに注目を集めている。

 もっとも、ビジネスPCとして導入するからには単に安価であればいいというものではない。生産性を低下させないパフォーマンス、既存資産を活用できる接続性や拡張性、企業における長期利用を前提としたサポート体制など、ビジネスPCとして求められる条件をしっかり満たしている必要がある。実際、探してみると「これだ」というものはなかなか見つからないのではないだろうか。

 そういった意識の高い企業やオフィスには、エプソンダイレクトから登場した「Endeavor NB51E」(以下、NB51E)であればその悩みを解決できるかもしれない。NB51Eは、わずか厚さ20ミリ(本体のみの厚さ)のスリムなボディと導入コストの低さをポイントとする、ビジネスシーン向けの最新ネットトップPCだ。従来よりEndeavor Sシリーズで好評の兄弟シリーズ「Endeavor Sシリーズ NP31S」をベースにカスタマイズメニューの選択肢を拡充しつつ、ビジネスシーン向けのサポートメニューを充実させており、より幅広いビジネスの現場で活躍できるネットトップPCになっている。では、NP31Sとはどう違うのか、PCとしてのパフォーマンスはどうか、より詳しく見てみよう。


photophoto PCとは思えないほど小型のボディを採用する。本体サイズは20(幅)×154(奥行き)×173(高さ)ミリ(スタンド含まず)だ

 上品なホワイトカラーをまとう超小型のボディはインパクト抜群だ。スタンドに設置した姿は一見してPCとは思えず、まるで新型の家庭用ゲーム機のようでもある。オフィスはもちろん、家庭の書斎などにあっても違和感がないだろう。

 ボディサイズはEndeavor NP31Sと共通で、具体的なサイズは20(幅)×154(奥行き)×173(高さ)ミリ。縦置き用の設置スタンドを含めても、75(幅)×154(奥行き)×199(高さ)ミリと実にコンパクトだ。さらに、オプションではVESAマウントを利用してディスプレイの裏に本体を取り付けられる「ディスプレイ一体型キット」も用意しており、これを使えば本体分の設置スペースを実質ゼロにすることもできる。

 インタフェースはボディ前面のカバー内に2基のUSB2.0とヘッドフォン、マイク端子を装備。背面には4基のUSB2.0、有線LAN、ライン出力、DVI-I(D-Sub15ピンアナログRGB端子への変換コネクタも添付)、ACアダプタ用のDC入力と、小さくても必要な端子類はしっかり装備している。また、盗難防止用ワイヤーを通すためのセキュリティロックホールを用意するのもビジネス向けとして抜かりない仕様だ。付属のACアダプタは46(幅)×108(奥行き)×29.5(厚さ)ミリ(突起部除く)で、出力は65W(19V/3.42A)とノートPC並にコンパクト。こちらも置き場所に困ることはないだろう。

photophoto ボディの厚さはわずか20ミリ(2センチ)だ。とても小型だが、USB 2.0×6(前面×2、後面×4)、有線LAN、DVI-I(アナログRGB変換端子も付属)、マイク入力/ヘッドフォン出力/ライン音声出力など豊富なインタフェースを実装する。オフィスシーンでのPC業務に不足はない構成だ

AMDの最新省電力プラットフォームを採用

photo AMD E2-1800(1.7GHz)を採用している。開発コードネーム「Brazos 2.0」と呼ばれる最新アーキテクチャを採用しており、超省電力と実用十分な性能を両立している

 NB51Eの基本システムは、AMDの最新省電力プラットフォームを採用。プロセッサにはデュアルコアのAMD E2-1800(グラフィックスはRadeon HD 7340を内蔵)を搭載している。

 メモリやデータストレージなどはBTOで柔軟に選択が可能だ。メモリはPC3-12800 SO-DIMM(実動作周波数は1333MHz)に対応し、最大8Gバイト(8Gバイト×1)まで搭載可能だ。データストレージは500G/250GバイトのHDD(5400rpm)のほか、250Gバイトの高速HDD(7200rpm)、さらに256G/128GバイトのSSD(MLC)も選択できる。


photo BTOメニューにより各種キーボード、マウスを選べる(写真はコードレス106コンパクトキーボードとコードレスホイール付きオプティカルマウス)。このほか、「なし」とする選択肢もある。キーボードやマウスは使い慣れたものを使いたい/現PCのをそのまま使うので不要──といった、オフィスシーンのニーズにしっかり対応してくれるのがエプソンダイレクト製PCのうれしいところだ 「ディスプレイ一体型キット」により、液晶ディスプレイの裏に本体を設置することでさらに省スペースに活用できる

 キーボードは109 USB標準キーボードからコードレス106コンパクトキーボードまで全4種類、マウスはUSBホイール付き光学式マウスからマイクロソフト製タッチ対応マウスまで全5種類、それぞれ個別に選択でき、現在使用しているものを引き続き使用するならば“なし”とすることも可能だ。このなしとする選択肢はエプソンダイレクトでないと意外と用意されていなかったりする。余計なコストや保管場所を確保する必要がないので、オフィスではかなりニーズのあるものだと思う。

 このほか、ソフトウェアや周辺機器の同時購入も可能で、液晶ディスプレイは17型から23.6型ワイドまで幅広く用意する。特にエプソン製のディスプレイは「ディスプレイ一体型キット」の接続確認済みなので安心して購入できる点も心強い。

 前述したように、この基本スペックは同じボディを共通とするNP31Sがベースとなっている。ただしNB51Eは、プロセッサやメモリがよりグレードアップしているほか、BTOオプションとして数多くの選択肢が用意されている点が異なる。選択肢の違いは別途表にまとめたが、これは、後述するEndeavorシリーズとEndeavor Sシリーズのコンセプトの違いが反映されている。

 なお、待機時の動作音は約24デシベルである。これは図書館内(40デシベル)や人のささやき声(30デシベル)より静かな動作音レベルだ。さらに、待機時の消費電力は約11.5ワット。BTOで選択できるすべての構成において、国際エネルギースタープログラム Ver.5.0(2009年度7月基準)をクリアしている。この値は、アイドル時、スリープ時、オフ時を考慮した概念的標準年間消費電力量(kWh)が基準以下であることを示すもので、いわば「2013年のコンピュータとして十分に省電力である」ことを客観的に示す基準の1つである。こういった基準の裏付けがある点は心強いだろう。

Windows 7モデル、Windows 8ダウングレードモデルなどOSも柔軟に対応

 NB51EはプリインストールのOSが選べるのも大きなポイントにしてほしい。

 選択肢は64ビット版Windows 8、同8 Proのほか、32ビット版/64ビット版のWindows 7 Home Premium、同Professionalを用意し、さらに64ビット版Windows 8 Proのダウングレード権を利用した32ビット/64ビット版Windows 7 Professionalプリインストールという形態も選べる。

 Windows 8が登場して約半年が経過し、個人向けPCではWindows 7からWindows 8への置き換えが進んできているが、企業ユースではまだ判断に悩むところだろう。オフィスのセキュリティポリシーや業務アプリケーションの都合が大部分を占めるほか、Windows 8ではユーザーインタフェースが大きく変更されているため、スタッフが操作に慣れるまでにある程度の時間も必要になる。つまり、一時的な生産性低下のリスクのほか、ソフトウェアの動作検証や操作学習にコストなどが余計にかかる可能性がある。2013年度向けのPC導入としては時期尚早と判断する企業も少なくないはずであり「まだWindows 7を選択できる」エプソンダイレクトのPCはかなり心強いのではないだろうか。

 また「今はWindows 7を望むが、近い将来──例えば半年後、1年後にはWindows 8への移行を予定する」という企業は、Windows 8ダウングレード権を活用したWindows 7プリインストールという形も用意されている点も見逃せない。この形態なら、準備が整ったらいつでもWindows 8にライセンスの追加コストなしで移行することが可能だ。


NB51EとNP31Sの主なBTOオプションの違い
製品名 Endeavor NB51E Endeavor NP31S
プロセッサ AMD E2-1800(1.7GHz)デュアルコア AMD E1-1200(1.4GHz)デュアルコア
GPU Radeon HD 7340(プロセッサ内蔵) Radeon HD 7310(プロセッサ内蔵)
OS 64ビット版Windows 8 Pro 64ビット版Windows 8
64ビット版Windows 8
32ビット版Windows 7 Professional(SP1)(64ビット版Windows 8 Proダウングレード)
64ビット版Windows 7 Professional(SP1)(64ビット版Windows 8 Proダウングレード)
32ビット版Windows 7 Professional(SP1)
32ビット版Windows 7 Home Premium(SP1)
64ビット版Windows 7 Professional(SP1)
64ビット版Windows 7 Home Premium(SP1)
メモリ 2GB(2GB×1)PC3-12800 DDR3 SDRAM
(実動作周波数は1333MHz)
4GB(4GB×1)PC3-10600 DDR3 SDRAM
4GB(4GB×1)PC3-12800 DDR3 SDRAM
(実動作周波数は1333MHz)
8GB(8GB×1)PC3-12800 DDR3 SDRAM
(実動作周波数は1333MHz)
データストレージ 250GB シリアルATA 300MB/s対応 5400rpm 250GB シリアルATA 300MB/s対応 5400rpm
500GB シリアルATA 300MB/s対応 5400rpm
250GB シリアルATA 300MB/s対応 7200rpm
128GB シリアルATA 300MB/s対応SSD(MLC)
256GB シリアルATA 300MB/s対応SSD(MLC)
キーボード/マウス/タッチパッド 109 USBキーボード(KU-2971) USB 109キーボード&オプティカルマウスパック
109 USBキーボード USB 106コンパクトキーボード&オプティカルマウスパック
106 USBコンパクトキーボード コードレス106コンパクトキーボード&オプティカルマウスパック
コードレス106コンパクトキーボード&ホイール付きオプティカルマウス(2.4GHz高感度タイプ) USB 109キーボード&マイクロソフトタッチマウスパック
キーボードなし キーボード&マウスパックなし
ホイール付きUSBオプティカルマウス(M-Uシリーズ)  
マイクロソフトコンフォートマウス4500  
ワイヤレスマウス(M-Rシリーズ)  
マイクロソフトタッチマウス  
ワイヤレスタッチパッド(t650)  
マウスなし  
NB51Eでは、8Gバイトメモリや256GバイトSSDなど、高性能パーツを採用した構成が可能になっている

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2013年3月12日

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