フルHD搭載で7万円台から──Windows 7構成も選べる「Endeavor NJ3900E」の“XP買い換え適性度”をチェックするXP対策もこれでOK、2014年度用オフィス導入PCに最適(1/2 ページ)

エプソンダイレクトより、ビジネス業務に適するサイズ、操作性、コスト、低省電力動作を実現する“決定版?”なノートPC「Endeavor NJ3900E」が登場。XPからの乗り換えPCに向いているか、2014年度のオフィスPCとしてどう活用できるか、その実力をチェックする。

» 2013年12月20日 10時00分 公開
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Windows XPのサポートが2014年4月に終了

photo エプソンダイレクトは、Windows XPマシンの買い換えを支援する各種サービスを用意している

 Windows XP(SP3)とMicrosoft Office 2003のサポート終了が2014年の4月9日に迫っている。このサポート終了にともない、Windows XPおよびOffice 2003のセキュリティ更新プログラムの提供が終了する。

 セキュリティ更新プログラムは、マルウェア(ウイルスやスパイウェアなど悪意あるプログラムの総称)の侵入経路となるセキュリティホール(セキュリティ上の弱点)を塞ぐ目的で、日々Windows Update経由で提供されているもの。この提供が終わることで、Windows XPが稼働するPCはセキュリティの弱点が晒されたままになる。マルウェアは容易に攻撃、侵入することが可能になり、メールアドレスやWebサイトのログインパスワードほか、貴重な情報やデータを盗まれる危険性が飛躍的に高まり、システムごと破壊される可能性すらある。つまり、企業としては今後の存続に関わりかねない重大なトラブルに見舞われるリスクがある。

 業務でPCを利用する以上、Windows XPからのリプレースは避けられない。「まだ使える」──ではなく、この機会に業務事情の変化に適した新しいPCを導入し、生産性の向上、電気代/固定費の抑制といったメリットにつなげる考え方に変えてほしい。幸いにもここ数年のPC開発/製造技術の進化により、性能はもちろん、電力効率も格段に向上している。Windows XP対策、生産性/業務効率向上対策、コスト対策──新PCの導入により、そんな課題の解決も夢ではない。

 もちろん、新しいPCならなんでもいいわけではない。個人向けとビジネス向けではPCに求める要素が異なり、新しい技術を生かす方向性も異なる。ビジネスユースに最適化した製品を選ばなければ、上記のような目的を達することはできないだろう。

photo エプソンダイレクト「Endeavor NJ3900E」

 そこでお勧めしたいPCが、エプソンダイレクトの「Endeavor NJ3900E」だ。オフィスPCに適する15.6型+テンキー付きキーボード搭載のボディに、インテル最新のプラットフォームを採用することで、生産性向上と節電の特効薬となりうる高性能と低消費電力の両立を実現。さらに、OSも含めた柔軟なBTOメニュー、購入しやすい価格帯、法人向けのサポート体制など、ビジネスシーンに導入するPCとしての条件がそろっている。

 いや、もっとズバリ述べると「XPのサポート終了を機会に、XPマシンから買い換えるPC」として極めて都合のよい条件を満たしている。それはどんな内容か、ポイント別にじっくり紹介しよう。

最新世代のシステムで、「高性能」と「低消費電力」を高レベルで両立

 Endeavor NJ3900Eを勧める理由の1つが、性能と低消費電力を極めて高いレベルで両立していること。BTOでカスタマイズできる全ての構成において、国際エネルギースタープログラム Ver.5.0(2009年度7月基準)をクリアしている。これはアイドル時、スリープ時、オフ時を考慮した概念的標準年間消費電力量(kWh)が基準以下であることを示すもので、要するに「現代のコンピュータとして、とても省電力である」ということである。さらに一世代前のEndeavor NJ3700Eと比べ、待機時の消費電力を約30%も削減し、わずか8.8ワット(エプソンダイレクト調べ)とする低消費電力を実現している(HD液晶搭載時の値)。

 ここは、開発コード名:Haswellことインテルの第4世代Coreプロセッサーを中心とする最新のプラットフォームを採用した点が大きい。この第4世代Coreプロセッサーは、前世代比でCPUコアと内蔵GPUコアの性能アップを図りつつ、電力効率も大きく改善した最新CPUである。

 もちろん、PCの消費電力はCPUだけでは決まらない。周辺部品をどう組み合わせるか、どう制御するか、メーカーの開発力も省電力を実現するポイントとして重要だ。Endeavor NJ3900Eが驚くべき省電力を実現できたのも、そのあたりしっかりと意識して開発されているからこそである。

photophoto インテルの最新プラットフォームを採用する。今回の評価機は、価格とパフォーマンスのバランスがよい「Core i3-4000M」を選択した

自由度の高いカスタマイズが可能なBTOシステム

photo Endeavor NJ3900Eは、OS、CPU、メモリ、ストレージ、液晶ディスプレイの解像度など、予算や業務内容に応じた構成でオーダーできる多彩なBTOメニューを用意する

 もう1つは「BTOによる柔軟なパーツのカスタマイズ」に対応していることだ。ビジネス向けPCといっても、業務内容に応じて望まれる仕様はさまざまだ。

 例えば、データ入力やちょっとした集計などが中心の業務ならCPUパワーはさほどいらないベーシックな仕様でよい。一方、企画・営業職であれば、例えば写真や動画を駆使して見栄えのいいプレゼンテーション資料を作るためにある程度のCPUパワーは必要で、メモリ容量も多めに欲しい。また、データ保存や業務アプリケーションはすべて社内のサーバー経由で利用するといった社内ネットワーク環境が完備されているならば、逆にデータ漏えいのリスク対策のためストレージ容量を少なくしたいといったニーズもある。

 せっかく新しいPCを導入するのだから満足感の高いものにしたい。生産効率をしっかり上げるような選択をしたい。ただ、予算は限られているだろう。PC構成を柔軟に選択できるエプソンダイレクトのBTOシステムなら、不要な部分のコストを省きつつ、必要な部分は高性能にできるのが大きなポイントだ。PC価格は、1台単位ならさほどではない差も、複数台導入するなら大きな差になるだけに、導入する台数が多いほどそのメリットは顕著になる。

 具体的なBTOメニューを見ていこう。まずCPUはCore i7-4600Mを筆頭に、Core i5-4200M、Core i5-4300M、Core i3-4000M、Celeron 2950Mの5種類から選択できる。すべて開発コード名:Haswell世代のデュアルコアCPUで、ミドルクラスからエントリークラスをカバーするラインアップである。

 今回の評価機では、ビジネスPCとして価格とパフォーマンスのバランスをとる目的で、Core i3-4000Mを選択した。これをベースに、データ入力業務シーンなどあまりCPU性能を必要としないなら下位のCeleron 2950Mを、一方、高画素の写真・動画データなどを扱う機会が多い業務であれば、Core i5以上を予算に応じて選んでほしい。

 CPUの選択肢からも分かるように、Endeavor NJ3900Eは電力効率を強く意識しつつ、事務、営業、開発業務などビジネスシーン全般をカバーするシリーズである。クリエイティブ業務を前提にさらに高いパフォーマンスを必要とするのであれば、より高性能な上位シリーズ「Endeavor NJ5900E」も検討するとよいだろう。

 グラフィックス機能はCPU内蔵のIntel HD Graphics 4600(CeleronはIntel HD Graphics)を利用する。内蔵GPUの性能も近年はかなり向上しており、比較的負荷の低い3Dゲーム程度なら十分プレイできるほど。ビジネス利用には十分だろう。なお、Celeron以外のCPUにはハードウェアエンコーダである「Intel Quick Sync Video(QSV)」機能も内蔵しており、動画変換処理を高速に行えるメリットがある。

 メインメモリは、通常のDDR3より省電力なDDR3Lチップを採用したPC3L-12800 SO-DIMMに対応しており、2Gバイトから最大16Gバイトまで選べる。より高いパフォーマンスを望むならば、デュアルチャンネルにより高速なメモリアクセスが可能となる「2枚1組の構成(4Gバイト×2など)」を選ぶのがお勧めだ。

 データストレージも豊富な選択肢が用意されている。5400rpmで最大1Tバイトまで、7200rpmで最大500GバイトまでのHDDに加えて、高速アクセスが可能なSSDも128Gバイトから最大512Gバイトまで選べる。前述したようにストレージの構成は社内のシステムや業務内容によってかなり異なるだけに、幅広い選択肢が用意されているのはありがたいところだ。

 光学ドライブもニーズが分かれるかもしれない。過去の資産や取引先との関係からまだ必要だという部署もあれば、もう不要だから省いて、少しでもコストを削減したいという現場もある。Endeavor NJ3900Eは、DVDスーパーマルチドライブ、DVD-ROMドライブのほか、光学ドライブなしの選択肢も用意されており、どちらのニーズにも応えられる。

 通信機能は、有線LAN(1000BASE-T)を標準装備するほか、BTOでIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、あるいは最新規格の802.11ac(Draft)にも対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac(draft)対応無線LAN+Bluetooth 4.0が用意されており、必要に応じて追加することができる。

フルHD解像度も選べる液晶ディスプレイ

photo Endeavor NJ3900Eは、フルHD(1920×1080ドット)解像度の液晶ディスプレイも選択できるのも大きなポイントだ。表面は照明などの外光が映り込みしにくく、長時間の使用でも目が疲れにくいノングレア仕上げとなっている

 液晶ディスプレイのサイズは、ビジネスPCとして定番の15.6型ワイドだ。表示解像度は1366×768ドット(HD液晶)と、1920×1080ドット(フルHD液晶)の2種類より選択できる。

 液晶ディスプレイの表示解像度は生産性を大きく左右するだけに、ここを選べるのはとても喜ばしい。フルHD解像度の最大のメリットは、やはり広大な作業領域と一覧性の高さが得られることだ。HD解像度と比べて約1.97倍デスクトップを広く使うことができる。表計算やデータベースのデータをより多く表示でき、比較したり分析したりするのに都合がよい。Webページを横に2つ並べた表示やPDFの見開き表示なども無理なく対応できる。PDFの資料を見ながら表計算ソフトに情報を入力するなど、同時に複数のウインドウを開いての作業もスムースに運ぶはずだ。

 そして、表面処理はビジネスPCの王道であるノングレア仕上げとなっている。特殊な加工により光を拡散させる処理を施した仕様のため、照明などが映り込みにくく、長時間の使用でも目が疲れにくいメリットがある。個人向けPCでは見た目のよさから光沢のあるグレア仕上げが主流だが、実際のオフィスで使うのであれば、見やすいノングレアのよさが明快に感じられる部分だ。

テンキー付きのフルサイズキーボードを装備

photo 4列テンキー付きの107キー日本語JISキーボードを採用する。キーピッチは18.5ミリ、キーストロークは約1.4ミリ。特にテンキーは入力しやすい「4列テンキー」を採用したのが高ポイント。デスクトップPCで使われる一般的なキーボードに近いキー配列のため、数字入力が多いオフィス業務もストレスなく行えるはずだ。ポインティングデバイスとしてマルチタッチ対応のタッチパッドも実装する

 ビジネスの生産性向上においては入力環境も非常に重要だが、こちらも文句のない仕様だ。キーボードは縦横ともにキーピッチ約18.5ミリを確保したフルサイズキーボードを装備する。ストロークも1.4ミリと深めに確保しており、タイプ感はきわめて良好だ。

 さらに4列テンキーもしっかり搭載するのもポイント。業務で数値入力を多用する多くのビジネスユーザーにありがたいはずだ。

 キーボードの手前には、ポインティングデバイスとしてクリックパッドを装備している。2本指でのスクロールや、2本指の開閉でズーム/パンを行うマルチタッチジェスチャー機能のほか、パッドのエッジから内側に指を滑らせてチャームの表示などを行うエッジスワイプ機能も備えている。大きさにゆとりがあり、すべり具合も上々だ。

すっきりとしたスリムでフラットなボディ

 ボディはすっきりとしたスリムかつフラットなフォルムだ。サラッとした手触りで指紋などが付きにくい表面仕上げになっているのも好印象である。

photophoto ボディカラーはグレーを採用する。オフィスシーンにほどよく調和する、落ち着いたトーンのカラーリングだ。厚さも26ミリと薄型である

 本体サイズは388(幅)×265(奥行き)×26(厚さ)ミリ。15.6型ワイド液晶を搭載するノートPCとしてはかなり薄型に設計されており、重量も2.4キロ程度なので、想像以上に扱いやすい。会議へ持ち出す場合にも楽だし、カギのかかるロッカーや袖机の引き出しに収納する場合にもスッと対応できる。

 使い勝手の面でもEndeavor NJ3900Eは文句のない内容だ。USB3.0ポートとUSB2.0ポートを2基ずつ備えるほか、前面にはSDXC/マルチメディアカードに対応する2in1スロットを装備する。そのほか、HDMIとアナログRGB、有線LANなど、最近のコンシューマノートPCでは省略されがちな端子もしっかり用意している。液晶ベゼル上部には92万画素のWebカメラも装備する。盗難防止用のワイヤーケーブルを固定するためのセキュリティーロックスロットも当然備えている。

photophoto 前面はメモリーカードスロットと状態表示インジケータ、背面には約5.6時間動作のバッテリー(14.1V/2600mAh)が備わる(HDモデルは約6.6時間)
photophoto 左側面はDC入力、排熱口、アナログRGB出力、有線LAN、HDMI出力、USB3.0×2(うち1基はUSB充電機能対応) 右側面はヘッドホン/マイク兼用端子(3.5ミリ)、USB2.0×2、光学ドライブ、セキュリティロックスロットが備わる
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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2014年1月2日

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