カバンから取り出して即通信・即作業！ SIMが入る「dynaPad N72/VGP」を大学生ブロガーがフル活用してみた：大学生ブロガー活用事例（2/2 ページ）

[加藤貴之，PR／ITmedia]

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ブロガーのツールとしても高いポテンシャルを発揮する

　ブロガーは文筆業。キーボードは命だ。キーボードのフィーリングは作業効率に直結する。2016年夏モデルのdynaPad N72/VGPはユーザーからの声を受け、キーボードのキートップを従来のゴールドからホワイトに変更している。

フィーリング上々のキーボード

　実を言うと、ITmediaでの打ち合わせの際にキートップがゴールドである前モデルを参考に触らせて頂いた。その際はピンと来なかったのが正直なところだ。後日、キートップがホワイトになった新モデルを触ってみると、この変更は正解だったと納得できた。フィーリングが抜群に良いのだ。

　ストロークの深い、他社の競合機と比べると非常にしっかりしたキーボードなのは従来機の良い所を引き継いでいるわけだが、素材が白いものに変わった事で指のグリップ感が増している。よりしっかりと指でキーを捉え、深いキーストロークで確実にタイピングする事ができる。付属のキーボードでここまで筆が進むWindowsタブレットも珍しい。

Micro USBで充電可能

　この手のWindowsタブレットでは当然になりつつあるが、Micro USBで充電できるというのも持ち歩くPCとしてはありがたい。普段からカバンに入れているモバイルバッテリーとMicro USBケーブルでそのまま電源が取れるため、長時間の外出でもコンセントを求めて電源難民になる事もない。

　筆者は電車より車移動をする事が多いが、車内に用意したスマートフォン充電用のUSBポートから充電することで、出先のカフェで取り出す頃にはバッテリー残量が100%に回復した状態で使い始められる。幅広い充電環境を選択できるのも魅力なのだ。

Micro USBで充電可能

現地の臨場感をそのまま――内蔵LTEの本領発揮

　dynaPad N72/VGPのLTE通信モジュールは、普段からアクティブに活動する人にはぜひオススメしたい目玉機能だ。筆者は、メーカーが開催する発表会などへ頻繁に足を運んで記事を公開するのだが、他のブロガーも同じイベントに関する記事を公開する中で、情報の鮮度は非常に重要と考えている。筆者の投稿スタイルは、イベント中に記事を書き上げ、現地でリアルタイムに公開するスピード感を心掛けている。LTEに対応するdynaPad N72/VGPであれば、ネットワーク接続の煩わしさを意識せずに、記事をその場で産地直送する事ができる。

電源をオンにすれば、すぐにネットワークにつながる。Wi-Fiに接続する煩わしさから解放される

　ブロガーイベントの会場は、電波状況に恵まれているとは限らない。以前、飲食店の地下フロアで開催されたイベントでは、筆者が手にする複数のWi-Fiルーターの電波状況は全滅で、やむを得ずスマートフォンのテザリングに頼った事もある。

　さらに、写真のアップロード速度は記事の公開スピードに直結する要素だ。NTTドコモのLTEネットワークを直接利用できるdynaPad N72/VGPは、幅広いロケーションかつ安定した高速回線で作業できるのも魅力だ。またブロガーイベントの会場ではほとんどの参加者がWi-Fiルーターを持参するため、混線してつながりにくいといった問題もある。そういったケースでも、LTE内蔵式というのは強力な武器なのだ。

　何と言ってもPCの電源を入れれば即LTEにつながるというのは、時間の短縮になる。スマートフォンを出してテザリングをオンにしたり、Wi-Fiルーターを出して電源を入れて起動を待ったりと、どうしても準備に時間がかかってしまう。またスマートフォンでテザリングするのであれば、電池消費が気になるのでモバイルバッテリーを出してつなぐ事も多い。LTEを内蔵していれば、そういった煩わしさが一切取り払われて即作業に取り掛かれる。この快感は実際に使ってみれば強く実感できるはずだ。

フットワークの軽さが魅力

　dynaPad N72/VGPを日常生活のあちこちに連れ回してみて、その高いポテンシャルを肌で感じる事ができた。モバイルPCの制約である「電源」と「インターネット回線」をそれぞれMicro USBと内蔵LTEで気持ちよく解消しつつ、入力デバイスのペンとキーボードにも妥協が無い。

　ちなみにトラックパッドのフィーリングもWindowsマシンの中では文句無い部類に入る完成度だ。加えて重量もキーボードとセットで1キロを下回るので、モバイルPCとしてのフットワークの軽さはこの上ないレベルに仕上がっている。

優秀なブロガーマシン

　キーボードドックはタブレット部分の重心がギリギリまで後ろに下がっているため電車内の膝上で使うといった用途には向かないが、喫茶店などでしっかり机に向かってキーボードを打ち込むマシンとしてはしっかりと期待に応えてくれる。高い完成度の入力デバイスを複数兼ね備えたdynaPad N72/VGPは、アクティブに出先で生産性を発揮したいクリエイティブユーザーにはぴったりの相棒だろう。

　
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