パナソニックから世界最軽量(※)の着脱式タブレットモバイルが登場。ビジネススタイルを変革する可能性を秘めた注目のモデルだ。
パナソニックのレッツノートから初のデタッチャブル2in1「CF-XZ6」が登場した。タブレット単体で約550g、キーボードベース込みで約1019g(いずれも最軽量構成時)と圧倒的な軽さを誇る。どちらも第7世代Coreプロセッサー(Uシリーズ)搭載のデタッチャブル2in1として世界最軽量(※)だ。
デタッチャブル2in1とは、タブレット部分とキーボード部分が切り離せる2in1のこと。単体で使えば身軽なタブレットとして、キーボードベースと合体すればノートPCとして活用できる。まさに1台2役を体現するデバイスとして、ビジネスシーンで大きな注目を集める存在だ。
ただし、これまでは、そうした1台2役を期待するユーザーの期待と実際の製品にはギャップも存在した。というのも、軽量化を重視するあまり性能やキーボードの使い勝手が犠牲になっていたり、逆に性能やキーボードの良い製品は重くて持ち運びがしにくいなど、二兎を追うがゆえ、中途半端な製品が多かったのだ。
それだけに、妥協のないモノ作りで定評のあるパナソニックが満を持して投入したレッツノートXZシリーズに対する期待は高まる。これまでの“中途半端な2in1”と比べて何が違うのか、その魅力を探っていこう。
Intel Inside® 圧倒的なパフォーマンスを
パナソニックストアでも好評発売中(jp.store.panasonic.com/pc/)
CF-XZ6の大きな特徴が、TDP 15W(Uシリーズ)の第7世代Coreプロセッサーを採用していることだ。要するに、一般的なノートPCに搭載されているプロセッサーと同じCPUが、この軽量ボディに搭載されている。これは相当にすごいことである。
というのも、従来のこうしたデタッチャブル2in1デバイスの多くは、消費電力が低いTDP 4.5WのCoreプロセッサー(Yシリーズ)、またはCore Mプロセッサーを搭載しているのが通例である。こうしたTDP 4.5Wのプロセッサーを使えば、比較的薄型・軽量化はしやすいのだが、パフォーマンスはどうしても犠牲になる。
TDP 4.5WのCore Mプロセッサーを搭載した2in1とCF-XZ6ではどのくらい性能の違いがあるのか、ベンチマークテストで具体的な数字を見てみよう。比較対象は、2016年に発売された某社のデタッチャブル2in1デバイス(公称重量約790g)だ。
CINEBENCH R15のCPUスコアは、CPU単体の処理性能が直接的に反映される。その違いは歴然で、CF-XZ6のほうが82%近くも良いスコアをマークしている。見た目は大して変わらないようなデタッチャブル2in1でも、搭載しているCPUの処理性能がこれだけ違う。
PCMark 8は、メモリやストレージも含め、システム全体での実際の運用シーンの快適さの目安となるテストである。表計算やワープロソフトにおけるテキスト処理中心の「Work」テストで187%と大きく上回るほか、画像や映像を扱う「Creative」テストでも明らかに優位だ。特に、ビデオチャットや画像編集、映像編集といった部分での差が大きい。
「ビジネスでは画像や映像の処理性能はさほど重要ではないのではないか?」そんなイメージを持っている方がいるとすれば、それは少し古い考え方であると指摘せざるを得ない。
今やスマートフォンでも高画質な写真や動画が撮影できる時代だ。企画書、プレゼンテーションもテキストだけでなく、画像や映像を使って企画や商品の魅力を分かりやすく効果的に伝えることが求められており、画像や映像を編集する機会は増えているはずだ。
また、最近はビデオ会議を導入している企業も増えている。映像の受信の際には圧縮されたデータをデコードする作業、逆にこちらの映像を送信する際にはデータをエンコードして圧縮する作業をリアルタイムに行う。つまり、スムーズに会議を進行するには、動画のデコード/エンコード処理の性能が重要であり、PCMark 8のビデオチャットテストで見せた性能差が大きく効いてくる。
以上のように、ビジネスの現場のパフォーマンスに対するニーズは変化してきており、デバイスのパフォーマンスの重要性が高まっている。その点で、従来のデタッチャブル2in1とは一線を画すパフォーマンスを備えたCF-XZ6は、大きなアドバンテージがある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:パナソニック株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2017年3月12日