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» 2017年09月19日 10時00分 公開

現役プロ3DCGクリエイターが触って実感!「Endeavor NJ6100E」の魅力 (1/2)

デスクトップ版CPUを搭載する15.6型ノートPC「Endeavor NJ6100E」の実力は? 国産RPGの金字塔「ファイナルファンタジー」の生みの親こと坂口博信氏が手がける最新ゲーム「テラバトル2」の公式トレーラーを制作したIKEDA氏に話を聞いた。

[PR/ITmedia]
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「テラバトル2」の公式トレーラーを手がけたプロ3DCGクリエイターに聞く

 15.6型サイズのボディーにデスクトップ向けのCPUと最新世代のGPUを搭載する「Endeavor NJ6100E」は、これまで3Dデザインやエンジニアリングなどの現場で使用されてきた高性能デスクトップPCにも肩を並べるハイパフォーマンスが特徴だ。前回のレビューでは、詳細なベンチマークテストとともに、その可能性について見てきた。

3DCGクリエイターのIKEDA氏に「Endeavor NJ6100E」を試用してもらった

 今回は実際にプロの制作現場へEndeavor NJ6100Eを導入し、プロクリエイターの目から見た“リアルな使用感”に焦点を当てよう。使ってもらったモデルは、デスクトップ向けCore i7を搭載し、メモリは大容量の32GB、ストレージも1TB SSDを選択したハイエンド構成だ。

 また、最新のPascalアーキテクチャを採用するGeForce GTX 1050は、デスクトップ向けの同型番と肩を並べる性能を実現しており、高い描画性能を備えている。CADやクリエイティブワークで実績のあるNVIDIAの高性能GPUを搭載した点がプロの製作現場でどう評価されるのか気になるところだ。

 企画に応じてくれたのは、国産3DCGソフトウェア「Shade」で多数の3DCGや3Dアニメを制作するプロクリエイターのIKEDA氏。直近では「ファイナルファンタジー」の生みの親こと坂口博信氏が手がける最新スマートフォン向けゲームタイトル「テラバトル2」(2017年夏配信/ミストウォーカー)の公式トレーラーを担当している。

 PVは一見アニメ調に見えるが、これはイラストレーターの藤坂公彦氏が描くキャラクターをもとにIKEDA氏がフル3DCG化したものだ。

IKEDA氏によるトレーラー制作画面(c)MISTWALKER

 IKEDA氏は「公式PVを作るにあたってイラストをそのままベタ張りするのではなく、動きのあるものにしてほしいという要望を頂きまして。ただ、ご覧になれば分かるように、藤坂さんの絵は、鉛筆っぽいというか、線がすごく大事なので、単にアニメ調にしてしまうと線がはっきりしすぎて魅力が失われてしまう。その辺りはかなり気を遣いました」と振り返る。

 「実はイラストから3D化をそのままやろうとすると破たんしやすいんです。資料にあるキャラクターを正面と横で並べると鼻や口の位置が合わなかったりするのはよくありますし、当然資料には描かれていない部分も作る必要があります。また、キャラは生き生きしているのが本来の姿なので、破たんしていなくても無表情な造形は意味がありません。ですので、設定資料からキャラクターの魅力や内面を読み込んで、表情や動きを予想して落とし込んでいくことになります。藤坂さんはお忙しい方なので、見えない部分もただ問い合わせて待っているのではなく、例えば『背中のデザインはこんな感じですか』と提案し、それに対して赤が入ってくるといった形で進行していました」。

絵コンテを3D化する際にはキャラクターの内面も「読み取る」ことが重要だという(c)MISTWALKER

元のイラストが持つ魅力を損なわないように3D化していく(c)MISTWALKER

 制作期間は約半年。約4分の映像をほぼ一人で手がけたIKEDA氏は「クリエイターにとって大事なのはスピード」と力説する。

クリエイターに必要なのは「スピード」 制作にも高性能なマシンを選びたい

 IKEDA氏にとって制作期間をどれだけ短縮できるかは大きな課題の1つだ。「CGクリエイターは競争相手が多い業界です。まだ駆け出しだったころから強く意識したのは、プロとして成立するためにはどうすればいいかということでした。1つは多くの仕事をこなすこと、もう1つは単価を上げること。このうち特に前者を重視したのは、余った時間でほかの技術を学ぶ時間を作り出すことができる点です。結果、仕事の幅を広げることができますし、後者はそうした実績の積み重ねの先にあるものです。結局のところ、どんなやり方をするにしても速さは必要なんです」と語る。

プロのクリエイターにとって「スピードが大事。つまり処理性能の高いPCも重要です」(IKEDA氏)

 こうした視点から、単にクリエイターとしてのスキルだけでなく、作業環境にも投資するべきというのがIKEDA氏のスタンスだ。

 「長い映像になるとレンダリングにとても時間がかかるので、場合によっては複数のマシンでレンダリングしつつ、別の作業をしたり、たまにゲームをしながら待っていたりするんですが(笑)。いずれにせよ、PCパフォーマンスは非常に高いものが必要とされます。今回、実際にEndeavor NJ6100Eを使わせて頂いて驚いたのが、ノートPCとは思えない性能でした。現在のメインマシンは2年ほど前に導入したデスクトップPCですが、当時は高性能だったのに、NJ6100Eのほうがレンダリングが速くて……ノートPCなのにデスクトップ用のCPUが載っていると聞いて納得しました。例えば、10分弱レンダリングが短縮された、と聞くとたいしたことがないように思えますが、年間ならどれだけ時間の短縮になるか、プロの現場で見れば大きな違いです。画面サイズも15.6型フルHDと十分な大きさですし、クリエイターの作業環境として不満はまったく感じませんでした」とIKEDA氏。

実際に普段の作業をEndeavor NJ6100Eで実行し「ノートPCなのにサクサク仕事ができるのはすごいね」(IKEDA氏)

 「実は今回、スマートフォン向けゲームの『テラバトル2』にあわせて、トレーラーは縦位置で作っています。これ自体は“見せ場”を縦と横で逆転すればいいのでそれほど苦ではなかったのですが、6月にほぼ完成した状態から『やっぱりデモ用に横位置のPVも作ってほしい』と言われ、さらに『植松さん(FFシリーズの作曲家で知られる植松伸夫氏)の新曲ができたのでそれにあわせて調整してほしい』と言われ……やるかやらないかで言えば、リリースの初動はすごく大切なのでやるしかないと。スピードを極めておいてよかったと思いました(笑)」。

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